高須クリニック高須幹弥氏が自身のYouTubeチャンネルで「【栄養素】カット野菜は食べないほうがいいのか?食べていいのか?【消毒液】」を公開した。ネット上で度々議論される「カット野菜の是非」について、医学的な視点から自身のスタンスを明確に語っている。

動画冒頭、高須氏は「僕はカット野菜食べます」「肯定派です」と自身の結論を提示。一方で、否定派が主張する「栄養素の流出」「消毒液の害」「細菌繁殖によるエンドトキシンの増加」という3つの懸念事項を取り上げ、それぞれについて客観的な事実に基づき解説を進めた。

まず栄養面について、洗浄過程で水溶性ビタミンなどが失われることを認めつつも、「食物繊維はしっかり取れますから」と指摘。ホール野菜を家庭で水洗いしたり茹でたりする際にも栄養は減少するため、カット野菜だからといって極端に栄養が減るわけではないと理解を求めた。

続いて消毒液の残留リスクに対しては、次亜塩素酸ナトリウムなどで適切に殺菌されていると説明し、消毒液を避けて「食中毒というはるかに大きな健康被害」に遭うリスクを警告した。さらに、カットされた断面に細菌が付着し内毒素(エンドトキシン)が増加するという懸念についても、「経口摂取して身体に対して悪影響が出たっていう科学的根拠ってないんですよ」と語り、過剰に恐れる必要はないと一蹴した。

動画の終盤では、冷凍野菜の利便性を評価する一方で、野菜ジュースに関しては食物繊維が少なく「血糖値が急激に上がりやすい」として非推奨の立場を示した。最後には、ホール野菜を自分で調理するのがベストであるとしつつも、「野菜を食べない人に比べればはるかに食べるメリットがある」と述べ、現代人のライフスタイルに合わせた合理的な選択を呼びかけた。