見た目はスタイリッシュだけど、加速はハンパない!

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鴻海系EVが挑む市場変革、テスラ対抗の新型SUV「カヴィラ」が備える高い競争力とは

 EVブランドのフォックストロン。今回、現地で発表されたばかりの新型電動SUV「カヴィラ」を体感してきました。
 
 フォックストロンは、IT製造大手の鴻海(フォックスコン)グループと、現地の自動車メーカーである裕隆(ユーロン)グループが合弁で設立した企業。
 
 今回試乗した「カヴィラ」のデュアルモーター仕様である「Pioneer」は、裕隆グループのブランド「ラクスジェン」で先行販売されているモデルと基本構造を共有しています。
 
 日産系車両も手がける苗栗工場で生産されており、車両の土台となる品質面にも配慮されたモデルとなっています。

 実車の外観は、フロントとリアに貫通式のスタイリッシュなLEDライトと、空力美学に基づいたアルミホイールが採用され、先進的な佇まいを見せています。

【画像】超はえぇ! 468馬力の新型SUVです! 画像で見る!(29枚)

 ボディサイズは全長4695mm×全幅1905mm×全高1625mm、ホイールベース2920mm。5人乗りの室内は、白の皮質素材を基調に黒を組み合わせた2トーンのクリーンなデザインでまとめられています。

 荷室容量は後部トランクが625リットルから最大1603リットル、フロントトランクにも67リットルの空間が確保されており、家族での旅行やキャンプ装備も余裕を持って積載できます。

 運転席に座ると、12.3インチの全液晶デジタルメーターと、中央に配置された15.6インチの大型タッチスクリーンが目を引きます。

 フロントガラスやサンルーフ、4枚のドアガラスには双層隔音ガラス(二重遮音ガラス)が採用されており、外部のノイズを遮断した静かな空間が形作られています。

 さらに、12スピーカーを持つSEASブランドの音響システムや、3種の香りが選べるフレグランス機能も装備。

 また、停車中に電力を維持できる維持モード、ペットモード、キャンプモードといった空調機能に加え、高出力1900WのV2L(Vehicle to Load)供電機能により、車内外で家電や事務機器を使用することが可能です。

ボンネットに大きな「穴」が…! 斬新すぎる!

 公道での走りは力強くスムーズな仕上がりです。4輪駆動のデュアルモーター仕様は最高出力468馬力(349kW)、最大トルク700Nmを発揮し、0-100km加速は3.8秒を記録します。

 車重は2286kgありますが、アクセルを踏み込むと瞬時に力強い加速が得られます。搭載される82.7kWhのリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池により、WLTC基準で538kmの航続距離を実現。

 ドライブモードはECO、Comfort、Sport、Snowから選択でき、回生ブレーキは5段階の調整のほか、ワンペダルモードも利用できます。

 DC急速充電は最大175kWに対応し、10%から80%まで30分で完了します。

 競合とされるテスラモデルY」と比較して価格が抑えられており、高いコストパフォーマンスと実用性を兼ね備えた1台でした。