松本恵美氏が自身のYouTubeチャンネルで「【不倫・離婚】元夫を許していない私が、ひとつだけ認めていること」を公開した。動画では、夫に不倫されて離婚した自身の経験を踏まえ、「許すこと」と「前に進むこと」は別物であると語り、今も深い傷を抱える女性たちへ前を向くためのメッセージを送っている。

世間や自己啓発の分野では、「許さないと前に進めない」「恨みを抱くのは自分に毒を盛るようなもの」と語られることが多い。しかし松本氏は、許すことは自分でコントロールできない感情の問題であり、前に進むことは日々の生活を回していく日常の問題であると指摘。「許すことと前に進むことは別のもの」だと断言し、許せない自分を責め続けて苦しむ必要はないと語気を強めた。

一方で、絶対に許せない元夫に対しても、松本氏がひとつだけ認めている事実があるという。それは、別居からの5年間、元夫が養育費を一度も欠かさず払い続けていることだ。厚生労働省のデータを示しつつ、母子世帯全体で養育費を受け取れているのはわずか28.1%であり、取り決めをしている家庭でも約6割にとどまるという厳しい現実を説明。その中で、法的な取り決めがなかった別居当初から生活費を渡し続けた元夫の行動に、「約束を守る誠実さがあの人のなかに確かにあった」と評価した。

この事実は、元夫への憎しみを消すものではないとしつつも、松本氏自身の心を救うきっかけになったという。不倫をされた女性が最も苦しむのは「あんな人を選んだ自分」を責めてしまうことだと述べ、「変わったのは彼への気持ちじゃないんです。変わったのは自分への気持ちでした」と回顧。養育費が支払われているという事実を通して、自分の結婚の選択が全て間違いだったわけではないと肯定できたと語った。

最後に松本氏は、無理に許そうと苦しむ人たちに向けて「許さなくていいんです」と力強く呼びかけた。「あなたの選んだ人生まで汚点にしないでください」と優しく語りかけ、恨みを抱えたままでも人生は確実に前に進んでいくと視聴者の背中を押している。

チャンネル情報

夫を恨み、不倫相手を恨み、自分の境遇を恨み、「もう消えてしまいたい」と何度も思いましたあなたが後悔の少ない選択ができるように、そして苦しい毎日の中でも少しずつ前を向けるように、その時間に寄り添いたいと思っています