かばんを切り裂いて…(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

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 変態医師は女子高生の体操服を収集して、性欲を満たしていた。

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 電車内で女子高生のかばんを切り裂いて体操服を盗んだとして、兵庫県警尼崎北署は6日、「淀川キリスト教病院」の脳血管神経内科の医師、箱谷諭容疑者(41)を窃盗の疑いで再逮捕した。

 箱谷容疑者は先月、神戸三宮方面に走行中の「阪急電鉄神戸線」の電車内で別の高校1年生の女子生徒の手提げかばんを切り裂き、かばんの中の体操服を盗んだうえ、尻を触ったとして、窃盗と不同意わいせつの疑いで逮捕されていた。

 今回は昨年11月19日午後7時過ぎ、同じ阪急電鉄神戸線の電車内で、当時15歳だった女子高生のナップサックを「ナースシザーズ(看護師用のハサミ)」で切り裂き、長袖の体操服を盗んだ疑い。

 箱谷容疑者は駅のホームで女子高生に狙いをつけると、後ろに並び、一緒に電車に乗り込んだ。当時、電車内はすし詰め状態だった。学校指定のスクールかばんと黒色のナップサックを右肩にかけていた女子高生の背後に、ピタッと体を寄せた。電車が動き出すと、ナップサックだけ引っ張られる感覚があり、カチャカチャと音がした。女子高生は「何やろ、気持ち悪いな」と思いながらも身動きが取れなかった。到着の車内アナウンスとともに引っ張られていた紐が緩み、ナップサックが元の位置に戻った。

 女子高生が自宅の最寄り駅で下車して確認すると、ナップサックは横4.5センチの「T字状」にザックリ切り裂かれていた。背後にいた中年男の仕業だと確信し、自宅に戻って母親に報告。中身を取り出すと長袖の体操服の上下と半袖の上着のうち、長袖の上着1着がなくなっていた。犯人の特徴は「年齢は40代で身長170センチぐらいで、黒のロングコートを着用し、頭頂部がハゲていた」というものだった。

■ナース用のハサミを常時携帯

 尼崎北署が先月、箱谷容疑者の家宅捜索を行ったところ、自宅から切り裂かれた状態の体操服が見つかった。タグの部分に手書きで被害に遭った女子高生の名前が記載されていたことから、今回の事件が発覚した。

「箱谷は午後6〜7時くらいが狙い目と考え、その時間帯に合わせ、帰宅途中だけでなく、わざわざ乗り越したり、路線を変えながら獲物を物色していた。通勤路以外の駅を利用する際には足取りがバレないように、通勤定期とは別のチャージ済みの無記名のICカードを使い分けていた」(捜査事情通)

 調べに対し、「満員電車で女子高校生が多く乗っている時間帯を狙った」と供述しているという。

「自宅からは、他にもズタズタに切り裂かれた状態の体操服が複数見つかった。大体、7〜8片に切り取られ、一部には精液のようなものがかけられた跡が残っていた。その『使用済み』になった部分を切り取り、『未使用部分』については大切に保管していたようです」(前出の捜査事情通)

 箱谷容疑者は犯行に使用したナースシザーズについて「職業柄、常に携帯していた」と説明しているというが、すべてはコレクションのため。脳血管神経内科医の裏の顔は「切り裂き体操服ハンター」だった。