商談記録を月1〜2日から自動化! ベルフェイス「bellSalesAI」
記事ポイント
商談後の記録作成に月1〜2日かかっていた工数をAI自動連携で削減導入から3か月程度で80%以上のユーザーが毎日活用する定着率を実現CRM/SFA25項目の構造化データ蓄積でAgentforce活用基盤が整備
ベルフェイスは、Salesforce入力エージェント「bellSalesAI」をパイオネット・ソフトの営業部門全体へ導入したことを発表しました。
パイオネット・ソフトはSalesforceのコンサルティングパートナーとして顧客企業を支援する立場にありながら、自社の活動記録入力率の低さと月1〜2日相当に及ぶ商談記録作成の工数負担という課題を抱えていました。
bellSalesAI導入後は手入力運用が自動連携へ移行し、入力工数の削減と構造化された商談データの蓄積を同時に実現しています。
ベルフェイス「bellSalesAI」

サービス名:bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)提供会社:ベルフェイス対応形式:対面商談(スマホアプリ)、Web商談(PCアプリ)Salesforce連携項目:CRM/SFA25項目
bellSalesAIは、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforceへの入力を効率化するサービスです。
2015年設立のベルフェイスが開発し、商談会話から必要項目を自動抽出する機能に特化しています。
対面商談ではスマホアプリ、Web商談ではPCアプリを使い、担当者が特別な操作なく商談データをSalesforceへ自動連携できます。
独自AIが情報抽出と構造化を高精度で実施し、CRM/SFA項目25項目に沿ったプロンプト設計でカスタマイズにも対応しています。
かんぽ生命・池田泉州銀行・LIFULLなど金融・大手企業への導入実績を持ち、Salesforce連携の精度を強みとする営業DXツールです。
パイオネット・ソフトが抱えていた3つの課題
パイオネット・ソフトは、Salesforce導入支援・受託開発・SESを主力事業とするIT企業で、Salesforceのコンサルティングパートナーとして顧客企業の活用を支援しています。
その同社自身が、社内のSalesforce運用に3つの深刻な課題を抱えていました。
1つ目は、活動記録の入力率の低さと品質のばらつきです。
商談内容が担当者ごとにバラバラで、蓄積データを分析・活用できる状態になっていませんでした。
2つ目は、商談後の記録作成に週1〜2時間、月換算で1〜2日相当の工数がかかっていたことです。
「打ち合わせが終わるたびに記録をまとめる時間が重かった」「メモを取ることに集中してしまい、商談に集中できなかった」という声が現場から上がっていました。
3つ目は、将来的なAI活用の土台不足です。
Salesforceへのデータ蓄積・構造化が進んでいないため、Agentforceなど将来的なAI活用の基盤整備が急務という経営課題が重なっていました。
Salesforceのイベント「Agentforce World Tour Tokyo」でbellSalesAIの存在を知り、Salesforce連携の実績と精度の高さから導入を決定しています。
導入の決め手となった3つのポイント
トライアルで有効性を確認したうえで本導入に至りました。
評価のポイントは3点あります。
1点目は、Salesforce連携の実績と精度です。
コンサルティングパートナーとして顧客へも提案できるレベルの連携品質を評価しています。
CRM/SFA項目25項目のプロンプト設計によるカスタマイズ対応も、精度改善の決め手になりました。
2点目は、商談への集中と入力ハードルの低減です。
AIが面談内容を自動で記録・要約しSalesforceへ連携するため、営業担当者がメモを取ることなく商談に集中できる環境が整います。
「Salesforceを開くのが億劫」という心理的ハードルを解消できる点が評価されました。
3点目は、Agentforce活用に向けた構造化データの蓄積です。
単なる入力効率化にとどまらず、商談内容をヒアリング項目に紐づけた構造化データとして蓄積できる点が決め手になっています。
将来的なAgentforce連携という経営課題の解決手段として高く評価されました。
導入後に生まれた3つの変化
導入後、商談後の記録作業がAIによる自動連携に置き換わりました。
「手入力時間が減り、基本的に連携で済ませ必要に応じて修正する運用に変わった」という声が現場から上がっており、導入から3か月程度で80%以上のユーザーが毎日活用する定着率を実現。
現場への浸透は想定を上回るペースで進んでいます。
コスト削減目標についても「達成できている」との評価が得られています。
メモを取る必要がなくなったことで担当者が商談そのものに集中できる環境が整い、「最低限押さえないといけない項目をヒアリングするようになった」「聞き忘れをしなくなった」「情報の抜け漏れがなくなった」という質的変化。
こうした声が現場全体に広がっています。
担当者間のスキルばらつきも、着実に解消されつつあります。
商談内容がヒアリング項目ごとに構造化されてSalesforceに蓄積されることで、「担当者に商談内容を聞かなくてもbellSalesAIを見ればわかる」状態が実現。
情報共有の手間が大幅に削減されています。
仕入れ先との打ち合わせでも会社情報が自動入力されるなど、活用シーンは当初の想定を超えた広がりを見せています。
今後の展望:SlackAI連携とAgentforce活用へ
パイオネット・ソフトでは、bellSalesAIによるSalesforceへのデータ蓄積を起点に、AI活用の高度化を段階的に推進していきます。
直近の取り組みとして、すでに導入済みのSlackとSalesforceの連携を予定しています。
SlackのAIを活用し、蓄積された商談データをもとに面談者のスキルや志向を分析し、企業側・求職者側の双方に対して最適なマッチングを実現する仕組みの構築を目指しています。
SES事業の競争力強化に直結する取り組みとして準備が進んでいます。
Agentforceの活用についても前向きに検討が進んでいます。
bellSalesAIで整備された構造化データを基盤として、過去商談からのネクストアクション提案、営業スキルの自動フィードバック、案件引き継ぎ情報の自動集約など、営業活動のさらなる自動化が視野に入っています。
「まず商談データをSalesforceに蓄積する→SlackAIで活用する→Agentforceでさらに高度化する」という段階的なDX推進モデルの起点となっているのが、bellSalesAIです。
商談記録の作成から解放された営業担当者がヒアリング内容に集中することでスキルのばらつきが解消され、蓄積された構造化データは将来のAI活用基盤として機能し始めています。
ベルフェイス「bellSalesAI」の紹介でした。
よくある質問
Q. bellSalesAIはどのような商談形式に対応していますか?
A. 対面商談にはスマホアプリ、Web商談にはPCアプリで対応しています。
どちらの形式でも商談内容をAIが自動記録・要約し、Salesforceへ自動連携します。
Q. Salesforceへ連携される構造化の項目数はいくつですか?
A. CRM/SFA項目25項目に沿って構造化データとして連携されます。
プロンプト設計によるカスタマイズにも対応しています。
Q. 導入後どのくらいで定着しますか?
A. パイオネット・ソフトの事例では、導入から3か月程度で80%以上のユーザーが毎日活用する定着率を実現しています。
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