森保JはW杯決勝T初戦で敗退、佐野スーパー弾も王国ブラジルに追いつかれ…後半AT失点で屈す
[6.29 W杯決勝T1回戦 日本 1-2 ブラジル ヒューストン]
日本代表は29日、北中米ワールドカップの決勝トーナメント初戦(ラウンド32)でブラジル代表と対戦し、1-2で敗れた。前半29分にMF佐野海舟が先制ゴールを決めるが、後半11分に同点に追いつかれる。後半アディショナルタイム6分過ぎに逆転を許し、3大会連続の決勝トーナメント初戦敗退に終わった。
日本は第3節・スウェーデン戦から先発を4人変更し、DF冨安健洋とMF佐野海舟がスタメン復帰した。3-4-2-1の布陣を敷き、GKは鈴木彩艶。3バックは左からDF伊藤洋輝、DF谷口彰悟、冨安。ダブルボランチはMF鎌田大地と佐野。ウイングバックは左がMF中村敬斗、右がMF堂安律。シャドーは左にMF前田大然、右にMF伊東純也で、1トップにFW上田綺世が立った。キャプテンマークは初戦に続いて堂安が着用。初戦で左膝を痛めたMF久保建英が3試合ぶりにベンチ入りした。[スタメン&布陣]
開始早々から攻め立てるブラジルは、CK獲得後にMFブルーノ・ギマランイスが観客を煽る。日本は浮き球のロングボールで自陣PA内に入れられるも、鈴木彩がパンチングで阻んだ。前半12分、佐野がボールを収めたところでトラップが大きくなってしまい、FWビニシウス・ジュニオールの足を踏んでしまう。早い時間帯で主審にイエローカードを出された。
前半14分、縦パスを受けたビニシウスに左足シュートを打たれるも、鈴木彩が好セーブ。15分には伊東がPA左手前までドリブルを仕掛けてMFカゼミーロのファウルを誘発。カゼミーロにもイエローカードが出た。FKのチャンスは鎌田が蹴るも壁に当たる。24分にはハイドレーションブレイクが入った。
前半29分、均衡を破ったのは日本。中盤でDFダニーロのパスを佐野がインターセプトする。そのままドリブルで前進し、PA手前から右足シュート。ゴール左隅に狙いすました弾道はGKアリソン・ベッカーも触れられない。代名詞であるボール回収からフィニッシュまで完遂した佐野の代表初ゴールで、日本が先制点を手にした。
先制直後は守勢に回った日本だが、カウンターを狙いつつラインを上げていく。ブラジルの攻撃にもシュートコースを制限し、FWマテウス・クーニャのシュートは鈴木彩の正面に収まった。
前半45分にはカウンターを防ごうとした鎌田がファウルをしてイエローカードを受ける。そのまま前半を終了し、日本が1-0のリードで折り返した。ブラジルはハーフタイムで交代カードを切る。MFルーカス・パケタを下げ、19歳FWエンドリッキが出場した。
後半開始から守勢の日本。後半3分には前田が自陣からのカウンターで前進すると、ダニーロのファウルを誘発する。主審はダニーロにイエローカードを出した。
ブラジルは日本のPA付近からショートクロスを連発する。後半7分には深い位置からからクロスが上がり、ゴール前のMFブルーノ・ギマランイスがヘディングシュートで合わせる。しかし、日本はゴールライン上の冨安がブロックし、鈴木彩もさらにブロック。最後は伊藤が大きくクリアした。直後のカウンターは伊東が右サイドを駆け抜けるも、最後のクロスは味方につながらなかった。
後半11分、日本は同点に追いつかれる。DFガブリエル・マガリャンイスがPA左手前から左足でクロスを上げると、ファーサイドのカゼミーロがヘディングシュートを叩き込む。1-1と試合は振り出しに戻った。
その後も日本のピンチは続く。左サイドに攻め残ったビニシウスが冨安をかわしてPA内に進入。鋭い切り返しで日本の守備陣を翻弄し、最後は右足アウトサイドシュートをゴール枠内めがけて蹴り込んだ。しかし鈴木彩が左手で触ると、ボールはゴール右ポストを直撃し、絶体絶命の危機を乗り越えた。
後半21分、両チームが交代カードを切る。ブラジルはクーニャを下げてFWガブリエル・マルティネッリが出場。日本は2枚替えで、中村と堂安に代えて、DF鈴木淳之介とDF菅原由勢が入る。それぞれ両ウイングバックに配置。キャプテンマークは堂安から谷口に移った。23分にはハイドレーションブレイクが入った。
日本は後半33分に再び2枚替えを行う。鎌田と伊東を下げ、MF田中碧とフィールドプレーヤーで唯一出場していなかったFW町野修斗が入る。町野は2大会連続の追加招集で、待望のW杯デビューとなった。田中がボランチに、町野は右シャドーに立った。耐えながらチャンスを待つ日本は、39分には鈴木淳がダニーロのカウンターを防ぐも、イエローカードを受けた。
疲れが見える日本だが、守りながら途中出場の町野や菅原で前進。一方、ブラジルにも疲労が見える。後半アディショナルタイム1分にはカゼミーロが負傷。MFファビーニョが出場した。
後半アディショナルタイム6分、ブラジルが逆転する。右サイドからのパスはゴール前で待ち構えたマルティネッリに収まり、最後は冷静に右足シュート。鈴木彩は触るが、ゴール右ポストに当たりながらゴールに入る。2-1と試合をひっくり返した。
日本は失点後、前田を下げてFW小川航基を入れる。だが、そのまま試合終了し、1-2で敗戦。5度目の決勝トーナメント初戦で、またしても勝利とはならなかった。
(取材・文 石川祐介)
日本代表は29日、北中米ワールドカップの決勝トーナメント初戦(ラウンド32)でブラジル代表と対戦し、1-2で敗れた。前半29分にMF佐野海舟が先制ゴールを決めるが、後半11分に同点に追いつかれる。後半アディショナルタイム6分過ぎに逆転を許し、3大会連続の決勝トーナメント初戦敗退に終わった。
日本は第3節・スウェーデン戦から先発を4人変更し、DF冨安健洋とMF佐野海舟がスタメン復帰した。3-4-2-1の布陣を敷き、GKは鈴木彩艶。3バックは左からDF伊藤洋輝、DF谷口彰悟、冨安。ダブルボランチはMF鎌田大地と佐野。ウイングバックは左がMF中村敬斗、右がMF堂安律。シャドーは左にMF前田大然、右にMF伊東純也で、1トップにFW上田綺世が立った。キャプテンマークは初戦に続いて堂安が着用。初戦で左膝を痛めたMF久保建英が3試合ぶりにベンチ入りした。[スタメン&布陣]
前半14分、縦パスを受けたビニシウスに左足シュートを打たれるも、鈴木彩が好セーブ。15分には伊東がPA左手前までドリブルを仕掛けてMFカゼミーロのファウルを誘発。カゼミーロにもイエローカードが出た。FKのチャンスは鎌田が蹴るも壁に当たる。24分にはハイドレーションブレイクが入った。
前半29分、均衡を破ったのは日本。中盤でDFダニーロのパスを佐野がインターセプトする。そのままドリブルで前進し、PA手前から右足シュート。ゴール左隅に狙いすました弾道はGKアリソン・ベッカーも触れられない。代名詞であるボール回収からフィニッシュまで完遂した佐野の代表初ゴールで、日本が先制点を手にした。
先制直後は守勢に回った日本だが、カウンターを狙いつつラインを上げていく。ブラジルの攻撃にもシュートコースを制限し、FWマテウス・クーニャのシュートは鈴木彩の正面に収まった。
前半45分にはカウンターを防ごうとした鎌田がファウルをしてイエローカードを受ける。そのまま前半を終了し、日本が1-0のリードで折り返した。ブラジルはハーフタイムで交代カードを切る。MFルーカス・パケタを下げ、19歳FWエンドリッキが出場した。
後半開始から守勢の日本。後半3分には前田が自陣からのカウンターで前進すると、ダニーロのファウルを誘発する。主審はダニーロにイエローカードを出した。
ブラジルは日本のPA付近からショートクロスを連発する。後半7分には深い位置からからクロスが上がり、ゴール前のMFブルーノ・ギマランイスがヘディングシュートで合わせる。しかし、日本はゴールライン上の冨安がブロックし、鈴木彩もさらにブロック。最後は伊藤が大きくクリアした。直後のカウンターは伊東が右サイドを駆け抜けるも、最後のクロスは味方につながらなかった。
後半11分、日本は同点に追いつかれる。DFガブリエル・マガリャンイスがPA左手前から左足でクロスを上げると、ファーサイドのカゼミーロがヘディングシュートを叩き込む。1-1と試合は振り出しに戻った。
その後も日本のピンチは続く。左サイドに攻め残ったビニシウスが冨安をかわしてPA内に進入。鋭い切り返しで日本の守備陣を翻弄し、最後は右足アウトサイドシュートをゴール枠内めがけて蹴り込んだ。しかし鈴木彩が左手で触ると、ボールはゴール右ポストを直撃し、絶体絶命の危機を乗り越えた。
後半21分、両チームが交代カードを切る。ブラジルはクーニャを下げてFWガブリエル・マルティネッリが出場。日本は2枚替えで、中村と堂安に代えて、DF鈴木淳之介とDF菅原由勢が入る。それぞれ両ウイングバックに配置。キャプテンマークは堂安から谷口に移った。23分にはハイドレーションブレイクが入った。
日本は後半33分に再び2枚替えを行う。鎌田と伊東を下げ、MF田中碧とフィールドプレーヤーで唯一出場していなかったFW町野修斗が入る。町野は2大会連続の追加招集で、待望のW杯デビューとなった。田中がボランチに、町野は右シャドーに立った。耐えながらチャンスを待つ日本は、39分には鈴木淳がダニーロのカウンターを防ぐも、イエローカードを受けた。
疲れが見える日本だが、守りながら途中出場の町野や菅原で前進。一方、ブラジルにも疲労が見える。後半アディショナルタイム1分にはカゼミーロが負傷。MFファビーニョが出場した。
後半アディショナルタイム6分、ブラジルが逆転する。右サイドからのパスはゴール前で待ち構えたマルティネッリに収まり、最後は冷静に右足シュート。鈴木彩は触るが、ゴール右ポストに当たりながらゴールに入る。2-1と試合をひっくり返した。
日本は失点後、前田を下げてFW小川航基を入れる。だが、そのまま試合終了し、1-2で敗戦。5度目の決勝トーナメント初戦で、またしても勝利とはならなかった。
(取材・文 石川祐介)

