【特集】シールを通して広がる交流の輪 子どもも大人も夢中に!世代をこえて楽しむ親子も シールの魅力とは 秋田
ここ数年、様々な店舗で売り場が展開され、行列ができる人気ぶりを見せるシール。
県内でも、シールを通して世代を超えた交流の輪が広がっています。
子どもも大人も夢中にさせるその魅力を取材しました。
関向良子アナウンサー
「こちら書店、本屋さんなんですが、ずらりと並んだ本のすぐ脇に、大々的にシールコーナーを設けています」
常時10万冊以上の本を扱う「書店」ですが…。
様々なシールが所せましと並ぶ特設コーナーが設けられています。
1990年代後半から2000年代初めにかけて、平成初期に子ども時代を過ごしたいわゆる「平成女児」の間でブームとなった、シール集め。
時代は令和に変わり、再び社会現象として盛り上がりを見せています。
特に人気なのが、立体的なシール。
シールの中に液体やビーズなどが入っていて、見た目はもちろん、触り心地や質感が大きな魅力になっています。
こちらの書店には、週末になると、家族連れで訪れる人が多いと言います。
未来屋書店秋田店 鈴木賢店長
「小学生の子がお小遣いで買っていくとなると、1シートとか2シートとか買っていかれるんですけど、週末にファミリーで親御さんたちと一緒に買いに来るとなると5シートとか10シートとか、かなりまとめて買われていきますね。ざっくりですけれど段ボール3箱から5箱位が、毎週、回転する(売れる)感じですね。(人気のものは)入荷してその日のうちとか翌日にはなくなっちゃうことが多いですね」
このシールブームは、意外な場所にも広がっています。
北秋田市にある習字教室です。
地元の小学生約40人が、日々稽古に励んでいます。
子どもたちが、いま習字と同じくらい夢中になっているのが…。
「出てきた出てきた!」
そう、シールです!
4年生
「14冊」
記者
「14冊!?すごいねいっぱい集めたね。どうしてそんないっぱい集めてるの?」
児童
「シール交換が流行ってたりシールがかわいいから」
習字の稽古が行われている隣のスペースは、月に1度ほどシール交換の会場に様変わり。
稽古を終えた子どもたちが、お目当ての一枚を求め、次々とシールの交換に臨みます。
シール集めに夢中になっているのは、子どもだけではありません。
能代市の看護師、原田めぐみさんです。
子どもたちからは、“シールの神様”と呼ばれているといいます。
原田めぐみさん
「色もだし、色合いもだし、やっぱり昔と違って、やっぱり『結構キラキラしててなんかいいな』とか、結構目の保養とか自己満足とかにもなっちゃうんですけど、もうそれがもうやめられなくて、いまでも依存しちゃってます」
SNSをきっかけに、今年1月からシールを集め始めた原田さん。
シール帳の数は50冊近くにのぼり、中には、厚さが30センチほどあるものも。
原田めぐみさん
「『もうやりきったかな』って思うことはあるんですけど、やっぱり結構、いろいろこう調べたり、こう出先でやっぱり見に行ったりすると、まだ意外と持ってないシールとかあって、もうやめるにもやめられない感じですね」
原田さんが集めた大量のシールに、子どもたちは目がくぎ付け。
3年生
「いっぱいもらえてうれしかったです」
5年生
「友達とシール交換するのが楽しいし、集めるのが好きだから」
2年生
「キャラクターとかボンボンドロップシールとかウォーターシールとかタイルシールとかもらったらうれしいなと思います」
魅力的なシールを前に、過ぎ去る時間は、あっという間。
「行くよ」
午後7時を過ぎ、何度も娘をせかしていたお母さんですが…。
母親
「あ、マリオがいる!マリオいるー!」
気づけば自分が、すっかりシールにはまってしまいました。
記者
「時間気にしていたのにもうお母さんが魔の手にはまっちゃって」
母親
「(爆笑)全然本当帰ろうとしていたのに」
…と言いつつ、また新たなシール帳の前へ。
子どもの頃に慣れ親しんだキャラクターのシールを見つけると、懐かしさを感じるといいます。
約30年前、シールブームの頃に子ども時代を過ごした母親たち。
大人になったいま、子どもと一緒に楽しめることも、シール集めの大きな魅力のようです。
母親と娘
「私も持っているので、シール帳。楽しいです。一緒に集めて」
「自分(娘)がシール欲しいから『お母さんもこれ買えば?』みたいな感じですすめてくるんですよ。ね、シール増やしたいからね。『お母さんもこれ買ったら?』ってね」
「かわいもの好きなんで私もワクワクします。コレクション増えてね」
世代を超え、子どもも大人も、夢中になって楽しんでいる、シール集め。デジタル全盛の時代に再び盛り上がりを見せたこのシールブームは、まだ続きそうです。
※6月26日午後6時15分のABS news every.でお伝えします
