スウェーデンが約40年ぶりに原子炉建設、北欧の原発に復活の兆し
スウェーデンのストックホルムに本社を置く国営最大手電力会社のバッテンフォールはこのほど、英ロールス・ロイス社を選定し、同国南西部に3基の小型モジュール型原子炉(SMR)を建設すると発表しました。総設備容量は1500メガワットとなる見込みです。スウェーデンは1980年に段階的脱原発を決定して以来、12基ある原子炉を半分停止していましたが、現政権は再び原発の開発を奨励し、約40年ぶりに原子炉を建設することになりました。
最初の原子炉は2035年ごろに完成する見込みですが、具体的な工期は規制当局の承認スケジュール次第となります。
スウェーデンで現在稼働している6基の原子炉は同国の電力の約30%を供給しており、水力発電に次ぐ第2の電力源です。うち最新の原子炉は1985年に稼働し、すでに40年以上運転を継続しています。
スウェーデンを含む北欧諸国は近年、エネルギーサプライチェーンの衝撃に直面し、安定したクリーンな電力源を追求するために原発の開発が復活しつつあります。小型モジュール型原子炉は、その建造プロセスが比較的単純で大型原子炉よりコストを節約できるため、近年、世界の原子力産業から人気を集めています。(提供/CGTN Japanese)
