【特集】見つけたらラッキー!規格外品をお得に 週に一度の詰め放題も!物価高の中…家計にやさしい買い物術【長野】
家計を悩ませているのが…物価高。
消費者
「(物価高と言われていますが?)大変です」
「(工夫はしていますか?)そうですね、自分で野菜を作ったりとか」
物価高が続く中、消費者もさまざまな工夫で家計を守っています。
長野県安曇野市で毎週火曜日に行われているのが、詰め放題のイベントです。この日は、愛媛県産の柑橘類が並んでいました。
一方、塩尻市の冷凍飲茶の店では、ある“強み”を生かした商品が並んでいました。
「いつも、毎日あるわけではないので、見つけたらラッキーな商品」
■■■安曇野市
セロリにキュウリ、タマネギといった地元で採れた新鮮な野菜。
さらに、石川県の市場から直送された鮮魚も並びます。
ここは、安曇野市の農産物直売所「安曇野スイス村ハイジの里」。
店は、午前9時オープンですが、ある場所に行列ができていました。それは、午前10時になると始まります。
大和洋介記者
「さぁ皆さん、どんどん詰め込んでいきます。入れる!入れる!!」
客は
「9つは入らないよ、きょうは」
大和記者
「こちらの方は、袋いっぱい。最後の仕上げです」
客のお目当ては、毎週火曜日恒例の詰め放題です。この日は、JAのネットワークで、愛媛県から取り寄せた「河内晩柑」の詰め放題。果汁たっぷりで、“ジューシーオレンジ”とも呼ばれています。
縦34センチ、横23センチの袋に詰め込みます。
客は
「8個くらいしか入っていないよ。もう無理だね」
客は
「楽しいし、おいしいし。物価高、忘れている、これやっているときは」
通常は3個で498円の河内晩柑。それが、この日は…。
客は
「これが680円だから。最高よ」
客は
「お得だと思います」
袋は伸縮しませんが、破れても交換してくれます。ルールも、サービス精神旺盛。袋からはみ出しても、落ちていなければOK。手で支えても、袋の上に乗っていれば大丈夫です。
客は
「乗ればいいって言うから、合格もらってきました」
安曇野スイス村ハイジの里 後藤祐輔センター長
「ここができてちょうど10年になるが、(詰め放題は)10年前から。不ぞろいですし、規格外ですね。なので安く仕入れられる。ただ、中を切ってみると何ともないので、お客様も納得していただいていると思う」
総務省によりますと、昨年度の家計調査で、2人以上世帯の消費支出は、月平均で31万4001円。5年連続で増加しています。物価高で、家計のやりくりに苦労が続いています。
今や、詰め放題を目当てに訪れるという人も少なくない、名物イベント。
センター長に、たくさん入れるコツを教えてもらいました。
【ポイント①】『隙間を作らず、交互に入れる』
【ポイント②】『軽く押して詰め込む』
通常、3個で498円の商品は、1キロほどですが、詰め放題では、12個、3キロ以上も入りました。
安曇野スイス村ハイジの里 後藤祐輔センター長
「詰め放題で儲けようと思っていないので、楽しんでいただくことが目的」
■■■塩尻市
一方、こちらは、塩尻市にある飲茶の専門店「えんえん」。今年で50年を迎える総菜メーカー、美勢商事の直営店で、ギョーザや中華まんじゅうなどを販売しています。この店の特徴はというと…。
飲茶工場直売所えんえん 赤澤裕子店長
「道のすぐ向こうに工場がありますので、そこで作ったものを直接運んできて、販売している」
工場では、できるだけ地元食材を使うことに力を入れていて、ギョーザなど一日平均20万個を製造しています。
その商品を、すぐ近くにある直売所で販売しているため、コストを抑えて、通常よりもお得な値段で販売できるのです。
飲茶工場直売所えんえん 赤澤裕子店長
「配送料もないです。保管料もないので、そのまま直接売るということで、そういったコストを抑えたものを販売することができている」
都内のスーパーでは、450円から500円ほどの商品もここでは、1パック360円。在庫の関係で並ぶ商品は変わってきますが、地元ならではのメリットがここにはあります。
さらに、まとめ買いがお得。360円の商品を4パック買うと通常1440円ですが、まとめ買いなら1200円に。そして…。
飲茶工場直売所えんえん 赤澤裕子店長
「ギョウザはもちろんですが、お得なニラまんじゅうがある。こちら正規品を作るときに、穴が開いちゃったり、ちょっと形がというところで、中身は同じ。ちょっと形が悪いだけだが、お得に販売している」
通常のニラまんじゅうは6個入りで360円ですが、規格外品は10個入りで360円。特に、家庭用として購入する人が多いようで、これを狙って来店する常連客もいるそうです。
こちらのニラまんじゅうは、真ん中に小さな穴があることで、正規品からは外れたということですが…。
大和洋介記者
「皮がもっちりしていて、中の肉汁が口の中に広がります。言われなければ、規格外品とはわかりません」
飲茶工場直売所えんえん 赤澤裕子店長
「いつも、毎日あるわけではない。私たちも(規格外品を)作りたいわけではないので、あるときだけ。見つけたらラッキーな商品」
値上げが続く中、皆さん、工夫しながら、物価高をしのいでいるようです。
