米・イラン大統領、覚書に正式署名 署名を前倒しも…最終合意へなお“課題山積”
アメリカのトランプ大統領とイランのペゼシュキアン大統領は17日、戦闘終結に向けた覚書に正式署名しました。アメリカメディアは、覚書はすでに発効していると伝えています。中継です。
正式な署名式は、早ければ18日にスイスで行われる予定でしたが、これを前倒しして署名した形です。
トランプ大統領「(覚書は)署名済みだ。ベルサイユで署名した」
トランプ大統領は17日、G7サミットで訪れていたフランスで、戦闘終結に向けた覚書に署名しました。イランのペゼシュキアン大統領も署名し、画像を公開しました。アメリカメディアは覚書が発効したと報じています。
アメリカ政府高官によりますと、覚書では、レバノンを含む全ての戦線で即時かつ恒久的に戦闘を終結させ、最終合意に向けた60日間の交渉期間を設けるとしています。
またイランが核兵器の開発や調達をしないことを確認したほか、ホルムズ海峡の封鎖を解除し、イランが60日間は通航料を徴収せず、その後の管理は周辺国と協議するとしています。
イラン側は署名から30日以内に解除するとされていたアメリカ軍によるイランへの海上封鎖について、イスラエルによるレバノン攻撃などを受けて緊急の交渉が行われ、「アメリカが直ちに解除することが決まった」と明らかにしました。
また「ホルムズ海峡を管理する仕組みを策定中だ」とし、イラン側がサービス料を受け取る考えを示しました。
ようやく最終合意に向けた60日間の交渉が始まることになりますが、今後の交渉で解決すべき点が数多く残されていて、トランプ氏は17日も、60日以内に最終合意に至らなければ「再び爆撃する」と警告するなど、予断を許さない状況が続きそうです。