新たな「エブリイ」に熱視線!

写真拡大

スズキの新型「軽バン」に熱視線!

 スズキは2026年3月9日、軽商用バッテリーEVの新型モデル「eエブリイ」を発表しました。

 電気自動車(EV)ならではの静かさやスムーズな走りに注目が集まるなか、実際の販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

【画像】超カッコいい! これがスズキの新型「軽バン」です!(30枚以上)

 エブリイの歴史は古く、1964年に登場した「キャリイバン」をルーツに持っています。1982年のマイナーチェンジで現在の名称へと変わり、それ以来、物流やさまざまな現場作業を支える定番の軽バンとして社会に定着してきました。

 さらに2015年登場の現行6代目モデルは、広い荷室と扱いやすさ、高い耐久性を兼ね備え、仕事だけでなくレジャーを楽しむ人からも広く支持されています。

 今回新たに登場した新型eエブリイは、スズキダイハツ、トヨタの3社が共同開発したBEVシステムを搭載している点が大きな特徴です。

 従来の使い勝手の良さはそのままに、EVならではの静かで力強い走りを実現しました。ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高1890mm、ホイールベースは2450mmで、乗車定員は2名または4名から選ぶことができます。

 注目のパワーユニットには、36.6kWhのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用。一回の充電で走行できる距離はWLTCモードで257kmを確保しており、日常の配送業務や日々のお仕事にも十分対応できる性能を持たせました。

 また、モーターやインバーター、トランスアクスルを一体化した「eAxle」の搭載により、軽のターボ車以上の力強いトルクを発揮します。この余裕あるパワーによって、停車状態からの発進や加速も非常にスムーズかつ静かで、安定した走行を可能にしています。

 さらに、重いバッテリーを床下に配置して低重心化したことで、道路の段差を通り過ぎる際などの衝撃も抑えられています。

 車内スペースに目を向けると、最大積載量350kgの荷室がしっかりと確保されているほか、7インチのTFTカラー液晶メーターや、使い勝手の良い多数の収納スペースを設定。

 安全面では、予防安全技術「スマートアシスト」をはじめ、ADBやサイドビューランプ、LEDヘッドランプを採用。荷物をたくさん積んだときや夜間でも後ろを確認しやすいデジタルルームミラーをメーカーオプションとして選ぶことが可能です。

 こうした新型eエブリイに対し、販売店ではどのような動きがあるのでしょうか。

 都内のスズキディーラーからは「問い合わせは多数いただいています。興味を持たれている方は結構いらっしゃって、実車を見たいという要望もあります」という声が聞かれました。

 別の地域の店舗でも「EVの軽バンに関心を持つ方が増えています。レジャー用途としての検討もあり、まずは実車の確認を希望される方が多い印象です」とのことで、幅広い層から注目が集まっている様子がうかがえます。

※ ※ ※

 新型eエブリイの価格(消費税込)は、2シーターが314万6000円、4シーターが323万4000円です。

 さらに、国のCEV補助金が適用される点も大きな魅力となっており、2026年4月1日から2026年12月31日までの届出分、および2027年1月1日以降の届出分ともに、56万8000円の補助金交付が予定されるなど、導入を検討する上での力強い後押しとなっています。