JRT四国放送

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県内の2025年1年の出来事を、映像とともに振り返る「プレーバック2025」、今回のテーマは「市町村政」です。

新ごみ処理施設に生活保護費の国庫負担金過大請求など、市町村を舞台に起きた出来事を振り返ります。

「バンザイ」

2025年、県内は選挙イヤーとなりました。

9つの市と町で行われた首長選挙。

しかし、なかには立候補者が1人だけの無投票当選もありました。

「バンザイ」

美波町は5回連続、松茂町は6回連続など、4つの町で無投票当選となりました。

2026年1月の北島町と勝浦町の町長選でも、現時点で無投票の公算が大きく、民意を政治に反映する機会が失われる状況が続いています。

2025年も徳島市議会はこじれました。

3月定例会の閉会は2度の延期で、3月31日という年度末ギリギリにもつれ込みます。

次の年度の運営に必要な予算案をいわば人質にとった形で、新ホール整備をはじめとする、遠藤市政への抵抗の表れでした。

2025年に調整がつかず、議会の開始が7時間以上遅れた回数は3回にのぼり、最大で定刻の8時間30分後に開会した時もありました。

(徳島市 生活福祉第一課・庄野泰司 課長)
「返納されていない保護費分は、国庫負担金を過大に受け入れている状況となっています」

徳島市が生活保護費の国庫負担金を過大に請求していた問題では、隠蔽があるのか?ないのか?

職員の意見の食い違いが争点に。

設置された、市議会の百条委員会で調査が続いています。


遠藤彰良市長が問題を先送りにしたという証言もあり、年明けの委員会では証人として市長が何を語るのか注目が集まります。

(阿南市・岩佐義弘 市長)
「法的な責任を問うことは考えておりません」

阿南市の債券問題が決着を見せました。

2024年に阿南市は、市の貯金の半分を債券にして現金不足が指摘される状況に。

第三者委員会の調査報告によると、会計担当者が独断で購入を繰り返し、市にも購入の明確なルールがなかったということで、組織のガバナンスが問われる結果になりました。

(阿南市・岩佐義弘 市長)
「改善の進捗の管理、市民のみなさまへの説明、しっかりと果たしていきたいと思っております」

阿波市と板野町、上板町の3市町をめぐるごみ処理問題が紛糾しました。

吉野川市を加えた2市2町で運営してきた「ごみ処理施設」が20年の稼働期限を迎えるにあたり、3市町では新たな施設の整備を進めていました。

しかし、期限内に新たな施設はできず、処理できなくなったごみを遠く離れた山口県まで持ち込む始末。

挙句の果てには、新施設の建設費が以前から約12億円増え、85億円にまで膨らみました。

これを受け板野町は・・・。

(板野町・玉井孝治 前町長)
「言い値で支払いを続けることは、町民の血税と町政を預かる者として、そんな無責任なことはできない」

積算根拠が不明で説明がないということを理由に、板野町の脱退が決定。

一方、計画を主導する阿波市は説明不足には当たらないとの認識を示します。

(阿波市・町田寿人 市長)
「ランニングコスト等について、算定根拠などの追加資料を届けまして、懇切丁寧に最善の努力をしてきた」

そして、上板町は・・・。

「賛成の方は起立願いします。起立少数です、よって原案の通り否決されました」

関連予算案は3度に渡り否決され、議会から「NO」と突きつけられましたが、最後は町長の権限で予算執行が決まりました。

(上板町・松田卓男 町長)
「町長は義務的経費を支出することできる条項適用して、支出をさせていただきたい」

(上板町議会議員)
「伝家の宝刀を抜かれたら、やっぱり我々は太刀打ちできん」

(上板町議会議員)
「説明がないからおかしいですよと、根拠を全く説明しないからね」

新ごみ施設という争点がある、板野町と上板町でも選挙は行われませんでした。

「どうぞ」

一方、11月、この計画には加わらず単独で整備を進めていた吉野川市の、新ごみ処理施設が完成しました。

阿波市と上板町は、建設に向け計画を進めています。