「家がきれいな人」は「キッチンがきれいな人」。片付けが苦手な人こそ“台所”からがおすすめ
年末が近づくと、「なにから片づければいいか分からない…」と手が止まってしまう人も多いもの。整理収納アドバイザーとして数多くのご家庭のサポートをしてきたおまいさんは、「片づけが苦手な方こそ、キッチンから始めることをすすめています」と話します。ここでは、キッチンから片づけるとはかどる理由と、ポイントを詳しく伺いました。

キッチンは悩まず進められる、初心者向きの場所

片づけが苦手な方の共通点に、「ものは減らしたけれど、どこにしまえばいいか分からず手が止まる」という悩みがあります。
押し入れやリビングを片づけていると、余ったフック・思い出の品・鉛筆のストックなど、「定位置の判断が難しいもの」が多く出てくるため、そこで動きが止まってしまいがちです。
一方でキッチンは、使う場所がはっきりしているのが最大の特徴です。たとえば、お玉・水筒・食品ストックなどは「キッチンで使うもの」。
「玄関かな? 押し入れかな?」と迷う余地がなく、万人に共通で「置き場所が決まっている」ものばかりです。使う場所が明確だからこそ定位置を決めやすく、初心者でもスムーズに片づけが進むというわけです。
「入りきらない=量が多い」が一目で分かるのもメリット

さらにキッチンのよいところは、「収納に収まらない=量が多すぎる」という状態が視覚的にものすごく分かりやすいこと。
リビングだと「これは捨てずに別の場所に移動すればいいかも」と判断がブレがちですが、キッチンでものが多いからといって、「お玉を押し入れに移動する」という発想になる人はいません。
そのため、「必要な量に調整する」という判断がとてもしやすいのです。
年末だけでできる!キッチン片づけの手順

最初に見直すのは、次の2つ。
・賞味期限がきれている食品・調味料
・1年以上使っていないキッチン用品
さらに、それでもスペースに収まらない場合は、次のようなものを手放して量を調整していきましょう。
・特定の用途にしか使えない専用器具
・使い分けが細かすぎる調理器具や食器
・買ったものの使いづらかったキッチン用品
・セットについてきたけれど使っていない付属品
これらは「使用頻度が低いのにスペースをとる」ものの代表。管理が難しく、気分も上がらないことが多いため、見直すとキッチンが一気にすっきりします。
また、キッチンが片づかない大きな原因の1つが、食品ストックの多さです。とくに3個セットやまとめ買いが多い家庭では、道具を減らしてもストックが多すぎて収納がすぐにいっぱいに。
そこで、年末は使いきる意識で料理するのがおすすめです。ストックを減らすことで、収納スペースに余裕がでてきます。
年末の区切りに「キッチン片づけ」が断然おすすめ

片づけの第一歩としてキッチンは本当に始めやすく、判断がシンプルで、成果も早く感じやすい場所。片づけに苦手意識があったとしても、「できた!」という成功体験が得られ、自信にもつながります。
年末という区切りのタイミングを利用して、まずはキッチンからスッキリさせてみてはいかがでしょうか。
