暑い日には、シャキッとおいしい「キュウリ」が食べたくなりますよね。そこで、旬の「キュウリ」を使ったレシピを6つ教紹介します。共働き料理家のぐっち夫婦、農家の娘として野菜の食べ方を発信するセリナさん、人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さん、料理家の長谷川あかりさん、料理研究家の大庭英子さんの、簡単おいしいキュウリレシピ、ぜひ試してみて!

箸が止まらない!キュウリの常備菜レシピ

まずは、漬けて寝かせるだけ簡単、さっぱり副菜「キュウリの辛子漬け」と「キュウリの浅漬け」のレシピ。教えてくれたのは、共働き料理家のぐっち夫婦と、農家の娘として旬の野菜レシピを発信するセリナさんです。

【写真】甘辛さが絶妙!「キュウリ×牛肉」のおかずレシピ

●キュウリの辛子漬け

ぐっち夫婦が教えてくれたのは、ピり辛味がたまらない「キュウリの辛子漬け」。練り辛子のツンとした辛味と、だしのうま味がキュウリにしっかりしみ込み、あとを引く味わいに。

【材料(つくりやすい分量/2〜3人分)】

キュウリ 2本
塩 小さじ1/2
A[練り辛子小さじ1 砂糖小さじ2 塩小さじ1/4 顆粒和風だしの素小さじ1/3]

【つくり方】

(1) キュウリは両端を切り落とし、2cm幅に切る。

(2) 塩をふってしっかりもみ込み、10〜15分ほどおき、その後しっかり水気を絞る。

(3) ポリ袋にAを入れて混ぜ、キュウリを加えてよくもみ込む。空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫で1〜2時間おく。ときどき上下を返すと味がよくなじむ。

(4) 袋の角をきり落とし、ぎゅーっと水気を絞り、皿に盛る。

●キュウリの浅漬け

セリナさん直伝の「キュウリの浅漬け」は、蛇腹切りにすることで味が早くなじみ、食感もよくなります。鷹の爪やショウガを入れることで、味変も可能ですよ。

【材料】

キュウリ 4本
A[塩小さじ1 顆粒和風だしの素小さじ1 砂糖小さじ1/2 鷹の爪 or ショウガ お好みで]

【つくり方】

(1) キュウリの両端を切り落とし、蛇腹切りにする。キュウリを割り箸ではさんでから切ると、下まで切るのを防ぐことができます。包丁が割り箸に当たるまで、まっすぐに1〜2mm幅で切り込みを入れる。裏返して、斜めに1〜2mm幅で切り込みを入れる。

(2) 2〜3cm幅にカットする。

(3) 袋にキュウリを入れ、Aを入れてなじませる。

(4) 冷蔵庫で30分以上寝かせたら完成です。

農家の娘が直伝!昔ながらの「ビール漬け」

さらにセリナさんに、昔ながらのキュウリのビール漬けレシピも伺いました。

祖母から受け継いだというレシピは、日もちを考えて少し味が濃いめ。お好みでキュウリの量を増やして、ちょうどいい塩梅に調整してみて。ビールに含まれる酵母のおかげで、どこか懐かしい風味と深みのある味わいが楽しめます。

●キュウリのビール漬け

【材料】

キュウリ 500g
A[塩30g 砂糖100g ビール100mL]

【つくり方】

(1) キュウリをよく洗い、両端を切り落とす。

(2) ピーラーで3か所ほど皮を引く。

※味をしみやすくするためです。そのままでも大丈夫です。

(3) ビニール袋にAを入れて軽く混ぜ合わせ、キュウリを入れてなじませる。袋の空気を抜き袋を閉じる。

(4) ひと晩、冷蔵庫で寝かせれば完成です。

キュウリがしんなりして、水分が抜けていれば、しっかり味がしみたサイン。500gだとかなり味が濃いめ。1kgくらいまでキュウリを増やしてもおいしいですよ。

キュウリが主役!笠原将弘さん紹介「絶品おかず」

95%以上が水分のキュウリですが、ビタミンC、ビタミンK、カリウム、マグネシウムなど栄養素が豊富に含まれています。キュウリのイメージがガラッと変わる、簡単な絶品おかずのレシピを、人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに教えてもらいました。

●キュウリとワカメの粒マスタードあえ

定番の組み合わせに、ツンとくる辛味が新鮮!

材料(4人分)

キュウリ 2本
ワカメ(塩蔵・戻したもの) 50g
塩 少し
A[粒マスタード大さじ2 しょうゆ、酢、みりん各大さじ1]

【つくり方】

(1) キュウリは5mm厚さの輪切りにし、塩をふってしんなりするまでおく。さっと洗って水気をきる。ワカメはざく切りにする。

(2) ボウルに(1)を入れ、Aであえる。

旬の味をおいしく味わう「塩タラとキュウリの煮物」

夏が旬のキュウリを、魚と一緒に煮物に! 人気料理家の長谷川あかりさんが、鮮やかなグリーンも美しい、夏ならではのごちそうをご紹介してくれました。

●塩タラとキュウリの煮物

【材料(2人分)】

甘塩タラ 2切れ
キュウリ 2本(200g)
片栗粉 大さじ1
A[水300mL 昆布3g 酒大さじ1 みりん小さじ1 塩小さじ1/2]
ショウガ(すりおろす) 小さじ2
塩 少々

【つくり方】

(1) 甘塩タラは水気をふき取っておく。キュウリは細切りにし、片栗粉をまんべんなくまぶす。

(2) 深めのフライパンにAを合わせて中火で煮立たせたら、(1)の甘塩タラを加え、フタをして弱火で5分煮る。

(3) 昆布をとりだし、(1)のキュウリを加えてさっと混ぜてフタをし、弱めの中火で3分煮る。火を止めて、ショウガと塩を加えて味を調える。

たたいてから炒めると、味がしっかりなじむ

キュウリにしみ込んだ絶妙な甘辛さがたまらない! 思わずご飯もすすむ絶品おかずを、料理研究家の大庭英子さんが伝授してくれました。

●キュウリと牛肉の韓国風炒め

【材料(4人分)】

キュウリ 5本(約500g)
牛切り落とし肉 200g
ゴマ油 大さじ1/2
ニンニクのみじん切り 小さじ1
長ネギのみじん切り 大さじ3
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1
粉唐辛子(なければ一味唐辛子) 小さじ1/2
白炒りゴマ 大さじ1/2

【つくり方】

(1) キュウリはすりこぎなどで全体をたたき、上下を切り落として3〜4cm長さに切る。ボウルに入れ、塩小さじ1( 分量外)をふって混ぜ、10〜15分おく。水で洗って水気をふく。

(2) フライパンにゴマ油を熱し、牛肉を入れてほぐすようにして炒め、肉の色が変わったら、ニンニク、長ネギを加えてさらに炒める。

(3) 酒をふり、砂糖、しょうゆ、粉唐辛子を加えて炒め合わせ、キュウリを加えてざっと炒める。ゴマをふる。

<ポイント>

キュウリはすりこ木などでたたいて、味をしみ込みやすくする。

牛肉を炒めて味つけしてから、最後にキュウリを加えて炒め合わせる。

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう