JRT四国放送

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近年、空撮や農薬散布など様々な分野で活用されているドローン。

このドローンの操縦技術を楽しみながら磨く「ドローン相撲」が考案されたということで、取材しました。

■「はっけよい!のこった」

「見合って、見合って、はっけいよい」
「のこった、のこった」

試合を見せてくれたのは「ドローン相撲」を考案した、無人航空機国家ライセンスセンター徳島・吉野川支部のみなさんです。

■「ドローン相撲協会」立ち上げ

(原田貴博 支部長)
「2メートル四方の中でドローンが戦うわけですから、非常に白熱をするんですね」
「技のかけ方によって、醍醐味が出てきます」

考案者の一人、原田貴博さんです。

ドローン操作の指導者でもある原田さんは2025年4月、ドローン相撲協会を立ち上げました。

(原田貴博 支部長)
「インターネットとかで調べると、ドローン相撲という言葉がない」
「相撲をドローンで撮っているのはあるんですけど、ドローン自体の相撲はなくて」
「これをやろうじゃないかということで、日本ドローン相撲協会というものを立ち上げました」

■「ドローン相撲」ルールは?

ドローン相撲は、ネットを張った縦横2メートル高さ1.8メートルの直方体の中を土俵に見立て、球体のガードを取り付けた直径22センチ以下のドローン2機を空中でぶつけ合って対戦します。

ネットや床に触れたり、バッテリー切れを起こしたりすれば負けとなります。

(原田貴博 支部長)
「スピード調整をできるんですけど、あんまりゆっくりしたスピードだと、相手に対して攻撃ができないので、少しスピードを上げます」
「その時に上げすぎると、スピードを止めるのが難しくなって、必ずネットに当たるんですね」
「その時にいかに、このスロット(コントローラー)を調整するか」

■「決まり手」もあります

このドローン相撲、相撲というからにはもちろん「決まり手」があります。

相手の機体を押してネットに当てる「押し出し」。

上から激しくぶつけてバランスを崩させる「はたき込み」などの技を駆使し戦います。

「よっしゃ、突き上げ」

ドローン相撲協会を立ち上げてから、これまで4度、大会を開催してきました。

■記者が挑戦!

その大会で優勝経験もある、自衛隊員の榎園さんに、ドローン初心者の山賀記者が挑みます。

「紫電改 対 山賀丸」
「見合って、見合って、はっけよい、のこった」
「のこった」
「紫電改の勝ち」

(記者)
「今のはどういう技?」

(原田貴博 支部長)
「今のは突き落とし」

(記者)
「操作も難しかったんですけど、やっぱり面白さもあって、熱くなれる相撲かなと思いました」

ドローン相撲に使用するドローンは、空撮用の本格的な機体と操縦方法は同じで、様々な状況への対応力を身に付けられます。

(原田貴博 支部長)
「空撮とかで、趣味でされる方もいる」
「ところが、なかなか実際に飛ばすことができないことが多くて、時間が、空白が空くにしたがって技量が落ちていく」
「それをなんとか、楽しみながら技量を向上させるには何がいいかってところで」
「1対1で戦う方が、しかも2メートル四方の中で、それによって技術の向上が図れるのではないか」

■6月28日に「徳島吉野川場所」

6月28日には、吉野川市内の公民館で徳島吉野川場所を開催予定。

しこ名をつけ、大会に応じて与えられるポイントの累積で昇進する番付制度を設け、序の口から横綱を目指します。

■「すそ野を広げる」

(原田貴博 支部長)
「今実際、30~40校くらいのドローンスクールだったり」
「高校もドローン相撲したいという要望も来ているので、これからどんどん増えていくと思います」
「小学生から参加できるので、小学生からドローンに馴染んでいただいて」
「ゆくゆくは、国家資格取りたいなとか、そういう風に思ってもらえればということで」
「すそのを広げていくっていうのは課題です」