家事を「きちんとやらなきゃ」と思い込み、自分を追い込んでいませんか? 3児の母で整理収納ドバイザーの高岡麻里恵さんも以前はそんな悩みをもっていました。しかし、やって当たり前を手放してみたらびっくりするほどラクになり、心も軽くなったそうです。今回は、高岡さんが「やめて正解だった家事」3つをご紹介します。完璧じゃなくていい。自分にとって“ちょうどいい家事”のヒント、見つけてみませんか?

「毎日」の掃除機がけを卒業した

以前は毎朝掃除機をかけないと落ち着かず、掃除機がけが毎日の日課でした。でも実際は、子どもたちが動き回る時間帯に掃除機をかけることはストレスばかり。掃除機をかけては食べこぼし、またかけては食べこぼしの繰り返し…。「ちゃんとやらなきゃ」というプレッシャーに疲れてしまっていました。

そこで思いきって、「毎日じゃなくても大丈夫」と考え方を転換することに。週に2回はロボット掃除機にお任せして、それ以外の日は気になるところだけフローリングワイパーでサッとひとふき。このスタイルに変えてから、掃除がグッとラクになりました。

完璧にキレイでなくても、気にならない程度に整っていれば十分。そう思うようになり気持ちの余裕ができて、家族にも優しくなれました。

オモチャの「細かすぎる仕分け」をやめた

以前は、オモチャを「ブロック」「人形」「ままごと道具」など、細かく種類ごとに仕分けて収納していました。でも、子どもはそこまで分類できるわけでありません。結局ぐちゃぐちゃになっては私のイライラが募るばかり…。子どもに「ちゃんと戻してよ~!」と怒ることも多かったです。

そこで今は、“ざっくりジャンル別”収納にチェンジ。大きめのボックスに「ごっこ遊び系」「組み立て系」など、広いカテゴリで分けるようにしました。

すると、子どもたちが自分でオモチャを出し入れしやすくなり、片付けの声かけもスムーズに! 完璧な収納より、「自分たちで片付けられる」が最優先だと実感しています。

オモチャだけでなく、アクセサリー類も「ピアス」「ネックレス」「リング」くらいにざっくり分けています。選ぶのも片付けるのも簡単になりました。

服を“きっちりたたむ”収納をやめた

衣類も、以前はきっちりたたんで引き出しにしまっていました。ですが、子どもが服を選ぶたびにグチャグチャになり、それをたたみ直して…の繰り返し。そこで思いきって、
普段着はすべてハンガーにかける方式に収納方法を変更しました。

それと同時に大人の服もなるべくかける収納に。冬場のニット類以外はすべてかける収納にしています。

ハンガーにかけられない靴下類は、大人も子どももカゴに“放り込むだけ”の仕組みに。この方法にしてから、毎日の支度が本当にラクになったんです! 子ども自身が服を選びやすくなったし、私のたたみ直しの負担もゼロ。

「たたむこと」が目的じゃない。大人も子どもも着たい服が取り出しやすければ、それで十分なんですよね。

「やめる勇気」で、家事も子育てももっとラクになる

今回ご紹介した3つの家事、どれも私にとっては“やらなきゃいけないもの”だと思い込んでいたことばかりでした。「ちゃんとやるのが当たり前」「サボったらダメ」そんな風に無意識にプレッシャーをかけていたんです。皆さんもそんな風に考えていませんか?

でもあるとき、ふと立ち止まって「これって本当に必要?」と自分に問いかけてみたんです。思いきって手放してみたら、家事の負担だけではなく、気持ちもスーッと軽くなりました。そして驚くことに、手放しても意外と困らなかったんです。

家事は、もっと自分に合わせていい。がんばるよりも、続けられる方法がいちばん。今ではそう考えています。手放すことで見える「ラクな暮らし」、ぜひ皆さんも取り入れてみてくださいね。