ビジネス系YouTuberで「黒字社長」としても知られる市ノ澤翔氏が、自身の公式チャンネルで「【連鎖倒産に注意】あなたの取引先、当てはまってませんか?2024年倒産増加する業種10選」と題した動画を配信した。市ノ澤氏は、2023年下半期から2024年上半期にかけて、特に倒産リスクの高まる業種や、その要因、さらに経営者が取るべき具体的な対策について独自の視点から詳しく語った。

市ノ澤氏は冒頭、「自社で付加価値をつけて、利益を生み出していくということができてこないと、なかなか生き残り続けていくのは難しい。他社依存だと難しい」と警鐘を鳴らし、現在黒字の企業経営者であっても決して安心できないと力説した。また、「経営者の方は、なぜ大量倒産の可能性があるのかや、その対策について知っておかないとかなり危険です」と述べ、不確実な時代における経営リテラシーの必要性を訴えた。

動画では、2024年に倒産が増加すると懸念される業種ランキングを10位から1位まで順に紹介。10位の飲食料品卸売業については「利益が少なく薄利多売の業種で、仕入れ・販売先の双方が苦しみ値上げ値下げ双方の板挟みに遭遇している」と分析。また9位の農業については、「飼料やコスト高騰により収益が圧迫され、特に小規模経営が多い日本では生産性向上が目下の課題」と語った。

その後もアパレルなどの衣服卸売業、職別工事業、運送業、物品賃貸業、設備工事業、新電力会社などを具体的に挙げ、それぞれについて「海外の大量生産企業やファストファッション企業との競争が激化」「連鎖倒産の危険性が高い」「原油価格高騰と2024年問題による運賃上昇圧力」など、経済情勢や社会変化の影響を指摘。「他社に依存している会社は厳しい。他の会社の影響をめっちゃ受けますという状態だと景気や不測の事態、取引先の倒産など様々なリスクに巻き込まれてしまう」と語ったのが印象的だった。

ランキング1位にはアパレルなどの『繊維工業』が選出され、中小企業の苦境やSDGsの影響、新しい衣服が売れにくくなっている現状にも言及。また「詐欺にも注意が必要。取り込み詐欺などで倒産リスクが急増する」とし、経営者は定期的な取引先の与信調査を徹底し、極端に大きな話には慎重になるべきだとアドバイスした。

最後に、「今日の黒字格言は“他者依存から脱却して黒字化を実現せよ”。どうしても他者の影響を受けてしまうので、自分の生活を自分で守る力を身につけましょう」と力強く訴え、どんな状況下でも黒字化を目指し「徹底的に数字を見て経営判断をしてほしい」と視聴者へエールを送った。

チャンネル情報

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