40代シングルマザー、家事育児と仕事を両立するマイルール3つ。だれかに頼ってもいい
4年前に夫を亡くし、シングルマザーとなったESSEフレンズエディターで住宅デザイナーの御園生梓さん。反抗期まっさかりの小学生と中学生の2人の育児と家事、そして仕事を両立させるために決めたという3つのマイルールを伺いました。

【ルール1】やらないことを決める

私はシングルマザーになったころ、子どもたちのために父親と母親の2つの役目をひとりでこなさなければいけないという責任感から、仕事でもプライベートでもたくさんのタスクを抱えこみました。精神的にも体力的にもきつい日々が続き、なにかに押しつぶされそうな感覚になったときに、うつ病にかかっていたことがわかりました。
病気になったことで、どんなにがんばってもひとりでふたり分は動けないことを痛感しました。そこで、「やらないこと」を決めてみたのです。最初に決めたやらないことは3つ。「毎日料理をつくること」、「丁寧に掃除をすること」、「洗濯物を干すこと」です。
料理は車で15分の距離に住む母に相談し、毎週3~4日分のおかずをつくってもらうことにしました。掃除と洗濯はハイテク家電に買い替え、掃除機をかける手間と洗った服をハンガーにかける手間を減らしました。そのほかにも、普段使いのお皿は食洗機使用OKのものを買いそろえ、手洗いの作業を減らす工夫もしています。
【ルール2】遠慮せず頼る

子どもがふたりいると、どうしても私の体がふたつないと回らないときがあります。たとえば、学校行事が重なってしまうときなどです。このようなピンチは、親族や友人にヘルプを頼むようになりました。
以前の私は、子どもたちに寂しい思いをさせないように、どうにかして母親の私が参加しなければ! と必死でした。しかし、私の思いと子どもの気持ちはまったく別だったのです。だれかに代役を頼んでも子どもたちは意外と気にしていなかったり、非日常を楽しんでいたりします。頼まれてくれた方も「頼ってくれてうれしいよ」と言ってくれるので、遠慮なく甘えることにしました。
申し訳ないなと思うことも多々ありますが、子どもたちが私には話さないようなことを話すそうで、子どもたちの違った一面を知れるといううれしい副産物まであるのです。いろんな大人に接することも、子どもたちのよい経験になっている気がします。
【ルール3】家族の笑顔を優先する
これはシングルマザーになる前からの私のこだわりです。夫ががんを罹患したとき、がん闘病中、子どもの小・中・高校受験などのライフステージが変わるタイミングのときは、大好きな仕事をセーブして家族のサポートを優先してきました。私が楽しく働けるのは「家族の笑顔があってこそ」と夫のがん闘病を通して痛感しているからです。
家族が笑顔でいられる家庭の基盤が整っているとき、私は背伸びをするような仕事に挑戦できています。これは子どもたちも同じで、私の笑顔が多いと子どもたちもメンタルが安定し、少し高い目標に挑めているように感じます。逆に私の笑顔が少ないと、子どもたちは学校で大なり小なりトラブルを起こしてくるのです。
家族サポート期間中に大きな仕事のチャンスが舞い込んできて、仕事を選ぼうか迷ってしまうこともあります。しかし、一度立ち止まり、家族全員のバランスを考え笑顔が減らない方法を検討するようにしています。
ひとりで悩みを抱えないことが、家事育児と仕事を両立する大きなポイント! シングルマザーやワンオペの方々、忙しい方々とお子さまが笑顔で暮らせるヒントになればうれしいです。
