チームの2点目を決めた樋口(左)。鹿島が敵地で川崎を下した。(C)SOCCER DIGEST

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 Jリーグは11月1日、J1第35節の2試合を開催。Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuでは川崎フロンターレ対鹿島アントラーズが行なわれ、3−1で鹿島が勝利を収めた。

 立ち上がりから攻勢に出た鹿島が幸先よく先制。10分、右サイドからの柴崎岳のクロスにゴール前で反応した知念慶がヘディングで合わせる。勢いのあるシュートがクロスバーの内側を叩いてネットを揺らした。

 さらに18分には、敵陣でボールを奪った安西幸輝が一気に前進。左サイドからマイナスに折り返すと、相手に当たってバウンドしたボールに樋口雄太が右足のボレーで合わせて追加点を奪う。
【動画】うますぎる! 三竿健斗が逆足でコントロールショット!
 アウェーチームは止まらない。28分には、味方の落としに反応した三竿健斗が、左足の鮮やかなコントロールシュートをゴール左に突き刺してゴラッソ。早くも3点をリードする。

 後半は川崎がボールを持つ時間を増やし、52分と53分に立て続けにビッグチャンスを迎えるが、ともに山田新のシュートは枠を捉えられない。90+2分に山本悠樹が1点を返すも、ここまで。鹿島が2試合ぶりに白星を収めた。

 鹿島は中後雅喜新監督の指揮2試合目で新体制初勝利。前半戦の第4節でも川崎相手に勝利しており、シーズンダブルを飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部