11月に入ると気になり始めるのが大掃除。なかでもベランダは、年の瀬が近づいてから掃除をすると寒いうえに、洗剤を流すための水をバケツで何往復も運ぶのが大変で二の足を踏む方も多いのでは。整理収納アドバイザーでもあるESSEフレンズエディターの大熊江美子さんは、効率的にベランダ掃除を行うタイミングとして雨が降る前をオススメしています。その意外な理由を語ります。

ベランダ掃除は「たくさん雨が降る日」の前日に

ベランダの掃除って大変ですよね。ホコリをとって水をまいて、ゴシゴシこすって、また流して…。掃除の工程数が多いことが面倒な原因の1つ。

「だったら1つ工程を省こう!」と、わが家ではベランダ掃除のタイミングは「雨の日」前と決めています。なぜかというと、自分で水をまかずとも、ベランダへ降り注ぐ大量の雨が洗剤ををすっきり流してくれるからなのです。

わが家もですが、ベランダの近くに蛇口が設置されていないご家庭の場合、洗剤を流すためにひたすらバケツで水を運ぶことになるので、その工程がなくなるだけでもかなりラクチンに。それでは実際にわが家のベランダ掃除方法をご紹介します。

ベランダ掃除前に準備するもの

私が使っている掃除道具はシンプルにこれだけ。バケツ、ブラシ、中性洗剤、そしてホウキです。

洗剤については、土汚れ・外の汚れなのでアルカリ性の強い洗剤のほうが落ちはいいですが、材質を痛めてしまう恐れがあるので中性洗剤を使っています。

1.乾いた状態でホコリを取る

土汚れは濡らしてしまうとドロドロになり掃除が大変になるので、できるだけ乾いているうちに固まった土や葉っぱなどを取り除いておくと後々ラクになります。

2.中性洗剤をつけてブラシで磨く

掃き掃除をしたら、バケツの水に中性洗剤を混ぜたものを使い、ブラシでゴシゴシ磨いていきます。これから降る雨が泡を流してくれるので、そのまま放置! 雨あがりにはベランダがスッキリしています。

もしブラシでこするのが面倒だったら、洗剤水をまいておくだけでも汚れが流れていくので、年間を通して雨や台風の前にお掃除セットをしておくと大掃除が簡単になりますよ。

出しっぱなしでも大丈夫なベランダサンダル

ベランダ用のサンダルを毎回家の中に入れるのは面倒ですが、出しっぱなしにしておくと雨上がりにベランダへ出たとき、サンダルが濡れていて困りますよね。

わが家ではニトリの「水抜きサンダル」(税込み499円)を愛用しています。底に水が抜けるようになっているので、履く面に水がたまらず乾きやすいんです。適度な重さもあるので風で飛びにくいのもお気に入りポイント。雨上がりのベランダのストレスを解消してくれますよ。

工程スキップ&便利グッズでお掃除のハードルを少しだけ下げて、無理なくラクにキレイを目指しましょう!!

※商品価格は記事作成時(2024年10月)の編集部調べによるものです