【読者限定5%OFFクーポンあり】障害物をスムーズに回避しつつ吸引と水拭きを同時に完了&ゴミ回収やモップ洗浄まで全自動なECOVACSのロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」を使ってみた
家庭用ロボット掃除機メーカー「ECOVACS」が2024年10月10日に発売した「DEEBOT N30 PRO OMNI」は、ゴミの吸引だけでなくモップがけによる水拭きも可能なロボット掃除機と、掃除機が集めたゴミを回収しつつ、モップの洗浄や乾燥を全自動で行ってくれる便利なステーションがセットになっています。2024年11月10日(日)までの期間限定で5000円引きになるクーポン&さらに5%OFFとなるGIGAZINE特別クーポンコードもあるとのことなので、どのような掃除機なのか実際に使ってレビューして確かめてみることにしました。
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・目次
◆1:開封と内容物確認
◆2:使用準備
◆3:実際の掃除風景とムービー
◆4:まとめ
以下、記事では「DEEBOT N30 PRO OMNI」の箱を開封したら何が出てくるのか、本体やステーションはどういった構成になっているのかというところから、実際に使うところまでを詳しくまとめています。とにかく動作の様子を見てみたいという人は「◆3:実際の掃除風景とムービー」の項目まで飛んでください。
◆1:開封と内容物確認
外箱はこんな感じ。
開封するとクイックスタートガイドが記されていました。
外箱から内容物を取り出すと、ロボット掃除機本体、全自動クリーニングステーション、ステーションに取り付けるベース、汚水をためるタンクと洗浄水を入れるタンク、ステーション用電源コード、サイドブラシ、取扱説明書類が入っていました。
ロボット掃除機本体の見た目はこんな感じ。直径が約35cmで、最も高い部分の高さは約10cmです。
ブラシを取り付けない状態での重量は実測で3.8kg。
手前側の上部に飛び出ている部分は掃除範囲のマッピングを行う「TrueMapping2.0」用のセンサーで、その前方には「終了ボタン」「電源ボタン」「スポットクリーニングの開始・終了ボタン」といった各種操作ボタンが付いています。
正面には走行中に障害物をリアルタイムで3Dスキャンすることで、衝突を回避するためのセンサーが搭載されています。側面にも同様に「エッジセンサー」を搭載しています。
背面にはセンサー、充電用端子、給水ポート。
ラバー製のフタをめくると、ステーションとドッキングした際に機能するゴミ吸い出し口が現れます。
上面の保護カバーを外すと、中央にはダストボックスがあるほか、アプリ連携用のQRコードがありました。
ダストボックスは取り外して清掃することも可能です。
裏返してみると、走行用の駆動ホイールやブラシをセットする穴などが確認できます。
裏面中央にはメインブラシが搭載されています。ECOVACSによると、ブラシには独自の毛がらみ除去機能「ZeroTangle 2.0」が搭載されており、髪の毛などがブラシに絡むことなく、スムーズに吸引できる構造になっているとのこと。
モップパッドははじめから本体に取り付けられています。
充電や洗浄を行うステーションが以下。タンクを除いたサイズは34×48.5×54cm。
背面はこんな感じ。
正面のカバーを外すと、中にはゴミをためるダストボックスが装着されていました。
浄水タンクと汚水タンクもはじめからセット済み。
空のタンクとベースを取り付けた状態での重量は実測で7.85kgでした。
◆2:使用準備
さっそくDEEBOT N30 PRO OMNIの使用準備を進めていきます。まずはステーションの背面に電源コードを差し込みます。
続いて、コンセントにプラグを差し込みます。なお、ECOVACSはアース線の接続を推奨しています。
ステーションの左右それぞれ50cm、前方80cmのスペースには物を置かないようにします。また、ステーションの近くに鏡や光を反射する物体がある場合は下部14cmを覆う必要があるとのこと。
洗浄用タンクに水を入れてセット。タンクの容量は約4.5Lです。
掃除機本体の裏面にあるスロットにサイドブラシを「カチッ」という音が鳴るまで差し込みます。
サイドブラシを取り付けるとこんな感じ。
さらに、操作のためにスマートフォンアプリ「ECOVACS HOME」をインストールします。アプリにはiOS版とAndroid版があります。
アプリのインストール方法や初期設定については、以下の「DEEBOT T10 OMNI」レビュー記事の「使用準備」の項目で解説しています。
【期間限定25%OFF】障害物をすいすい回避してゴミを吸引しモップで水拭きもできる強力ロボット掃除機&ゴミ回収とモップ掃除・乾燥を自動でこなすステーション付きのECOVACS「DEEBOT T10 OMNI」レビュー - GIGAZINE
準備が完了したら、DEEBOT N30 PRO OMNI本体の電源ボタンを長押し。
ECOVACS HOMEアプリから本体のQRコードを読み取って連携を行い、手順に従って設定を進めると、本体がステーションまで自動で帰ります。
DEEBOT N30 PRO OMNIは事前に部屋の間取りや障害物を把握し、最適なルートで掃除を行うマッピング方式のロボット掃除機です。まずはホーム画面で「入る」をタップ。
清掃範囲のマッピングが済んでいない場合、アプリから「自宅をマッピングする」をタップ。
説明をよく読み「マッピングを開始して」をタップします。
すると、DEEBOT N30 PRO OMNIが自動でマッピングを済ませます。約44平方メートルの部屋の場合、わずか2分ほどでマッピングが完了しました。
◆3:実際の掃除風景とムービー
実際に清掃中のDEEBOT N30 PRO OMNIの様子を撮影した動画が以下。DEEBOT N30 PRO OMNIには、高精度な障害物センサーが搭載されているため、机や椅子の脚といった障害物の間を縫うようにしてすいすいと移動し、細かい部分までしっかり掃除することが可能です。
ECOVACSのロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」は狭い場所でもスイスイ掃除可能 - YouTube
方向転換を繰り返しながら、手の届きにくい椅子や机の脚の間を念入りに掃除していきます。
障害物に強く衝突することはめったにありません。
また、DEEBOT N30 PRO MINIが掃除するルートは、ECOVACS HOMEアプリからリアルタイムでチェックすることができます。
ECOVACSの全自動ロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」はアプリ上で現在位置を把握できる #shorts - YouTube
DEEBOT N30 PRO OMNIはアプリから吸引力を「静音」「標準」「強力」「最大+」の4段階で変更することが可能。最大吸引力は1万Paに達し、カーペットに潜むホコリなどの吸引に大きな効果を発揮するとのこと。
実際にDEEBOT N30 PRO OMNIの吸引力を切り替えて、清掃時の音がどれほど変化するのかを比較してみました。
ECOVACSのロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」の吸引力による音の違いはこんな感じ - YouTube
DEEBOT N30 PRO OMNIは通常の掃除機同様の吸引清掃だけでなくモップがけによる水拭きも可能となっており、清掃モードの切り替えはアプリから行うことができます。水拭きを行わない場合は「吸引のみ」で、水拭きをしたい場合は「水拭き」「掃除機をかけた後はモップをかける」「吸引とモップがけ」の中から好きなモードを選択できます。
水拭きを行った場合、清掃を始めた直後は床に水が残ることがありました。しかし、清掃を続けていくと水滴が残ることはなくなり、適度な水拭きになりました。
水の残り具合が気になる場合は、モップが含む水量を「低」「中」「高」の3段階で調節することも可能です。
また、DEEBOT N30 PRO OMNIには「TruEdge」と呼ばれる機能が搭載されており、モップパッドが伸びることで清掃範囲を広げつつ、サイドブラシと併用することで円形モップの弱点である壁際や部屋の隅の掃除をしっかりと行うことが可能です。
以下の動画ではDEEBOT N30 PRO OMNIが壁際や部屋の隅の掃除を行う様子を確認できます。
ECOVACSのロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」が部屋の隅を掃除する様子 - YouTube
テストを行うにあたって、ロボット掃除機が掃除しにくい部屋の隅に紙くずを散乱させてみました。
そしてDEEBOT N30 PRO OMNIを「吸引とモップがけ」に設定し、そこを通らせてみました。なお、吸引力は「標準」、水量は「中」です。
結果は以下の通り。目に見えて角にたまっていた紙くずの量が減少しています。
さらに、DEEBOT N30 PRO OMNIは最大20mmの段差を乗り越えられるだけでなく、水拭きを行う際にカーペットの部分を認識すると自動で水拭き用のモップを持ち上げて吸引だけを行う機能が搭載されています。これにより、水拭きでカーペットをぬらしてしまう心配がなくなります。以下の動画は、実際に水拭き中のDEEBOT N30 PRO OMNIがカーペットを認識し、モップを持ち上げて吸引だけに切り替える様子です。
ECOVACSのロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」はカーペットを認識すると自動的に吸引モードに移行する - YouTube
清掃を終えたDEEBOT N30 PRO OMNIは自動でステーションに戻り、充電からゴミの吸引、モップ洗浄、モップの温風乾燥まで全自動で行います。DEEBOT N30 PRO OMNIは60℃の温水洗浄と40℃の温風乾燥を行うため、油汚れや生乾きのイヤな臭いを軽減することが可能です。
実際にステーションに戻ってDEEBOT N30 PRO OMNIが全自動で手入れされる様子は、以下の動画を見ると分かります。
ECOVACSのロボット掃除機「DEEBOT N30 PRO OMNI」がステーションでモップ洗浄や乾燥などを実行する様子 - YouTube
ステーションでの洗浄が終わると浄水タンクの水が減り、汚水タンクに汚れた水がたまります。
なお、DEEBOT N30 PRO OMNIのサイドブラシやモップパッド、ダストボックスのフィルターといった部品は定期的な手入れと交換が推奨されており、公式サイトから新しい部品を購入することが可能です。
◆4:まとめ
DEEBOT N30 PRO OMNIは1台でゴミの吸引と水拭きを行うことが可能で、手軽に掃除から仕上げまでを自動で完了できます。また、専用アプリ「ECOVACS HOME」を用いることで簡単に掃除モードのカスタマイズができるほか、1万Paという強い吸引力やモップパッドが伸びるTruEdge機能、最大20mmの段差をスイスイと踏破できるなど、掃除の効率が非常に高い製品となっています。また、全自動で本体の充電やゴミ回収、水拭き用のモップの洗浄や温風乾燥などが可能なステーションを用いることで、面倒な掃除後のメンテナンスも手間をかけず楽に終わらせることが可能です。
なお、DEEBOT N30 PRO OMNIの通常価格は税込9万9800円ですが、Amazon.co.jpでは2024年11月10日までの期間限定で通常価格から5000円引きが可能なクーポンを入手することが可能です。加えて、GIGAZINE読者限定で2024年11月20日までさらに5%OFFとなるクーポンを発行してもらいました。GIGAZINE読者限定クーポンは「giga2024」です。5000円引きクーポンとの併用も可能で、併用すればなんと10万円切りの税込9万60円で購入することができるという大チャンスです。
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