書店と図書館「連携すべきだ」73%、割合は若年層ほど高い傾向に…読売世論調査

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 読売新聞社の全国世論調査(郵送方式)で、読書活動を推進するために書店と図書館は連携すべきだと「思う」とした人は73%に上り、「思わない」は23%だった。

 「思う」と答えた人を年代別で見ると、18〜39歳が79%、40〜59歳が73%、60歳以上が71%で、若年層ほど高かった。

 全国各地で書店が減る中、図書館と書店が連携する取り組みが行われており、文部科学省は来年度以降、連携事業を支援する方針だ。

 今回の調査で連携のあり方について尋ねたところ、図書館が地元の書店から本や雑誌などを購入することに「賛成」は84%。図書館で予約した本を書店で受け取りや返却ができるようにすることに「賛成」は67%。書店と図書館が合同でイベントを行うことに「賛成」は77%。いずれの項目も18〜39歳の若年層で「賛成」の割合が最も高かった。