ソフトバンクが先勝!日本シリーズの連勝を13に伸ばす!有原が2点先制タイムリー&7回無失点で投打に躍動!

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<2024年10月26日(土)SMBC日本シリーズ第1戦 横浜DeNAベイスターズ 3-5 福岡ソフトバンクホークス @横浜スタジアム>

7年ぶりに実現した横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ。9回に脅威を粘りを見せる横浜DeNAを振り払い、ソフトバンクが5-3で勝利を収め、シリーズ1勝目を挙げた。

横浜DeNA・ジャクソン(28)、ソフトバンク・有原航平(32)の両先発で幕を開けたこの試合は両者ともに好投を披露。

150キロを優に超える直球で押していくジャクソンと多彩な変化球を駆使する有原。両投手の好投で初回はともに0点に抑えた。

先制したのはソフトバンクだった。2回、ソフトバンクは栗原陵矢(28)の出塁を皮切りに2死満塁のチャンスを作ると、投手の有原が打席に入る。

打つ気満々で打席に入った有原はジャクソンのストレート攻めに対応。

真ん中に来た153キロの速球を弾き返すとライト前へのタイムリーとなり、ランナー2人が還ってソフトバンクが2点を先制した。

思わぬ相手の一打で先制を許したジャクソンだったがその後は立ち直り、直後の柳田悠岐(36)を空振り三振に仕留めると、そこから日本シリーズ最多タイ記録となる5者連続三振を達成。

そのバトンを受けた中川颯(26)、坂本裕哉(27)、佐々木千隼(30)、山崎康晃(32)も強打のソフトバンク打線を抑えていく。

投手陣の力投に応えたい横浜DeNA打線だが4回以降、毎回ランナーこそ出るも得点圏に進められず。

有原はツーシーム、カットボールなどの動く球を駆使して7回までに104球を投げて無失点、4奪三振という好内容で横浜De NA打線を抑えて降板した。

8回、有原の後を受けて登板した左腕ヘルナンデス(27)が力強い速球で牧秀悟(26)、佐野恵太(29)から連続三振を奪うと、これでソフトバンクは勢いがついたのか、9回に今宮健太(33)と栗原がタイムリーを放ち、3点を追加して横浜DeNAを突き放していく。

横浜DeNAは9回裏、守護神・オスナ(29)から梶原昂希(25)、森敬斗(22)が連続でタイムリーを放ち、さらに桑原将志(31)も続き2点差に迫るも反撃はここまで。投打が噛み合ったソフトバンクが快勝した。

敵地で1勝を挙げ、優位に立ったソフトバンク。

明日も勝利して地元福岡に戻るか、それとも横浜DeNAが意地を見せるか。