大歓声!“若き天才”のある動き AKI猪瀬さんはヤンキースのフアン・ソト選手にも注目 ワールドシリーズがもっと楽しくなる!

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ワールドシリーズまであと2日となりました。

ロサンゼルス・ドジャースは大谷選手(30)や山本由伸投手(26)、ムーキー・ベッツ選手(32)、フレディ・フリーマン選手(35)など、日本中の人が知っていると思いますが、ヤンキースのジャッジ選手以外にも、AKIさん注目の選手を教えてもらいます。

MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん:
フアン・ソト選手ですね。25日以降、25歳じゃないですからね。25日、ハッピーバースデーで26歳になりますので、25日からは「26歳のソト」とちゃんと紹介してくださいね。ソト選手は、「若き天才」といわれているんですが、非常にホームランを打ちます。26歳以下で通算201本ホームランを打っているのは、メジャー史上歴代6番目の多さなんですが、ただ、フォアボールを非常に選ぶので、彼がデビューした2018年以降、選んだフォアボール769個というのは、このスパンでメジャー全体トップなんです。だから若くてバットをブンブン振るのではなくて、ベースボールIQも非常に高いので、選球眼もちゃんと兼ね備えている。
価値のある選手なので、年俸調停といって、まだ年俸が上がりませんよというシステムの中で、今季の年俸3100万ドルというのは、大谷さんの3000万ドルを超えてメジャー史上最高額です。

スペシャルキャスター パトリック・ハーランさん(パックン):
しかも2024年きりで、FA(フリーエージェント)です。6億ドル行くんじゃないかといわれている。

MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん:
二刀流ではなく外野なんですが、一刀流で大谷さんに迫る年俸総額になるんじゃないかといわれている逸材ですね。

「ソト・シャッフル」という、プレーというかシーンに注目してほしいです。

ボールを見逃したあとに、足をひゅっと砂をかきながらピッチャーを見ながらやるんです。

まねするほどの人気アクションということで、メジャーリーグ中継をご覧になる人はソト・シャッフルを覚えていただければと思います。

―― ソト・シャッフルをやる時はどういう時なんですか?

MLBジャーナリスト・AKI猪瀬さん:
四六時中、ソト・シャッフルをやるわけじゃなくて、本人が極限状態、集中力が高まって、「ここだ!」というときに、ソト・シャッフルが出るので、このワールドシリーズで、もしソト・シャッフルが出た打席があったら、ドジャースファンの人は用心した方がいいかも。何か起こるかもしれないと思っていただければ。

こういう見方もあるから、いろいろ楽しみができますね。