「息子が思い出の写真を家族に見せたかったのでは」知床沖観光船沈没事故から2年後に発見された乗客のデジカメ復元 約80枚の当日の写真が

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北海道知床沖の観光船沈没事故で、発見された乗客のデジタルカメラのデータが復元された。
家族は「奇跡だ」と話している。

海の上から撮影された、まだ雪が残る知床半島。

観光船「KAZU I」が沈没した事故から2年後に発見された、乗客のカメラから復元された。

2024年8月、北海道・羅臼町の漁師、桜井憲二さんら捜索ボランティアは、知床岬の西側でデジタルカメラを発見。
その後、乗客のものと判明した。

データを復元したところ、約80枚の当日の写真が確認できた。

乗客の家族は、弁護士を通して「息子のデジカメがこうして見つかったことは本当に奇跡であり、息子が思い出の写真をどうしても私達家族に見せたかったのではないかと感じています」などとコメントしている。
(「イット!」10月23日放送より)