圧巻2発の宮代。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 ヴィッセル神戸は10月23日、アジア・チャンピオンズリーグエリートのリーグステージ第3節で韓国の蔚山と敵地で対戦した。

 序盤から相手にボールを握られる展開で、我慢の時間が続く。堅実に守りながら機をうかがい、33分にはジェアン・パトリッキのクロスから大迫勇也が決定的なヘディングシュートを放つ。だがこれは相手GKの好守に阻まれ、得点はできず。

 前半はスコアレスで終え、迎えた後半、48分に神戸が先制に成功する。敵陣ボックス手前でルーズボールを収めた宮代大聖が、そのまま持ち込んで個人技で敵をかわし、左足シュートを流し込んだ。

 62分には大迫のスルーパスに抜け出したパトリッキがネットを揺らすも、オフサイドの判定で追加点はならず。
【動画】左足で! ヘッドで! 宮代が圧巻2ゴール
 73分には欲しかった2点目を奪う。スコアラーはまたも宮代だ。武藤嘉紀の左クロスからヘディングシュートを決めてみせた。試合はそのままタイムアップ。神戸が2−0の勝利を収めた。

 神戸はACLEで初戦はタイのブリーラム・ユナイテッドとスコアレスドローも、第2節は中国の山東に2−1で勝利。そして蔚山もくだして連勝を達成。次節は11月5日に韓国の光州とホームで激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部