バレーSVリーグ アランマーレ山形は開幕2連戦で初勝利ならず フルセットのゲームも1点が遠く惜敗
続いてはバレーボール。国内トップリーグに参戦しているアランマーレ山形は18日と19日、酒田市でPFUブルーキャッツ石川かほくを相手にホーム開幕2連戦に臨みました。
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敗れはしたものの、新人や新加入選手が活躍し、手に汗にぎる攻防戦となりました。
酒田市でホーム開幕戦に臨んだアランマーレ山形。対するPFUは攻撃の爆発力に定評のあるチームです。
第一セット、アランマーレ山形は序盤こそリードを許しますが…。
石盛のサービスエースで流れを掴むとチームの持ち味、サーブからのトータルディフェンスがうまく機能します。
新加入のビチェンコ選手のブロックやドンポーン選手のバックアタックなどで第一セットを先取します。
しかし第2セット以降はアランマーレはPFUから 攻撃に対応され、その流れを変えることができず3連続でセットをとられてしまいます。
翌日の試合では、日本人選手の巧みさと外国人選手のダイナミックさが融合します。
2セットを落とし1対2で迎えた第4セット。激しいラリーが続く中、最後に決めたのはキャプテン木村。緩急織り交ぜた攻撃が功を奏し、相手の守備を崩していきます。
ドンポーン選手もサービスエースを決めるなど流れを引き寄せ、セットカウント2対2で最終セットを迎えます。
最終セットは15点先取。豪快なプレイが魅力の新人・川釣の活躍などで得点を重ねていきます。
互いに11点で迎えた後半。北原監督は選手に冷静さを保つよう促します。
しかし勝利への焦りが出たか。競り勝ったのはPFU。アランマーレ山形は13対15でセットを落とし、初勝利を逃しました。
アランマーレ山形 キャプテン 木村友里 選手「本当に1点というところで、5セット目もリードしていて逆転負けだった。全員が悔しい気持ちだと思うが、勝てなかったところに責任を感じるし、若手の選手にああいう涙をさせてはいけないなと思うので、もう一回チームを引っ張っていけるようにがんばりたい」
アランマーレ山形 北原 勉 監督「チーム力はついてきている。しっかり切り替えてやっていきたい」
次回は滋賀で東レアローズと対戦。来月には再び酒田でホームゲームが行われ、アステモリヴァーレと対戦します。