千葉・市川市の窃盗…監禁の疑いで藤井柊容疑者(26)現行犯逮捕 別の人物も神奈川県内の警察署に出頭 男3人組が住宅侵入し住人女性を監禁
千葉・市川市の住宅で現金などが盗まれた事件で、警察はこの家に住み、行方が分からなくなっていた50代の娘を17日夜に埼玉県内で保護し、26歳の男を監禁の疑いで現行犯逮捕しました。
17日朝、市川市柏井町の住宅に70代の母親が夜勤明けで帰宅すると、窓ガラスが割られ、現金や車が盗まれていました。
室内には粘着テープやハンマーが残され、50代の娘が行方不明となりましたが、17日夜に埼玉・川越市で保護されました。
娘は、就寝中に住宅に侵入した男3人組に粘着テープで全身を縛られ暴行された後、家の軽自動車に乗せられたという事です。
娘はけがをして搬送されましたが意識はあり、警察は藤井柊容疑者(26)を監禁の疑いで現行犯逮捕しました。
さらに、この事件に関与したとみられる別の人物が18日未明に神奈川県内の警察署に出頭していたことがわかりました。警察は出頭した人物から話を聞いて事件への関与を詳しく調べるとともに、他にも関与した者がいるとみて捜査しています。
また、神奈川・横浜市青葉区の住宅で16日、手足を粘着テープで縛られ遺体で見つかった後藤寛治さん(75)の死因は、全身打撲による出血死と判明しました。
室内には、複数の土足の跡や物色された形跡があり、現金約20万円がなくなっていた事が分かりました。警察は強盗殺人事件と断定し、捜査しています。
首都圏で「闇バイト」が実行犯とみられる強盗が相次いでいる事を受け、警視庁と神奈川県警、千葉県警、埼玉県警は18日に合同捜査本部を立ち上げ、同じ指示役による犯行とみて全容解明を急ぐ方針です。