ラブコメディであるだけに、相手役のチョン・ヘインとの相性も重要だった。彼女は「顔合わせをした後、2回目の挨拶をするまで一言も会話をしていませんでした。二人とも人見知りでしたので。それも隣の席だったのに、顔も向けず、すごくぎこちなかったんです。その後、周りからの圧力と合意によって、タメ口で話すことになったのですが、その場で急激に口数が減りました。幼なじみの役なのに、大変なことになったと思いました」とし「(ユン)ジオンと同じ事務所で同年代だったので、撮影前に4人で会って仲良くなる時間を作りましたが、これが実際に撮影する時に役立ちました」と伝えた。

彼女はドラマ放送中に浮上したチョン・ヘインとの熱愛説について「私はいつも俳優たちと息を合わせることが重要だと考える人で、いつもできるだけ合わせられる部分は合わせようとしています。そうしてこそドラマの話と流れにも役立ち、相乗効果が発揮されると思います。今回もそうでした。ありがたいことに、ヘインさんもそうしてくれて、ケミストリー(相手との相性)がよかったと思います。熱愛説が出た後、特にぎこちなくなったりはしませんでした。重要なのはドラマを一緒に作っていくことでした」と話した。

熱愛説は事実ではないのかという質問にも、彼女は「そうです。相性が良かっただけです」と答えた。

放送中に公開した和気あいあいとした写真も話題になった。彼女は「私が普段、他の撮影をする時も、写真はあまり撮らない方なんです。でも、リーダーがいればついて行く性格です。始まりは撮影初日でした。私とヘインさん、ジオンと3人で撮影したのですが、現場の近くにプリクラがあったんです。ヘインさんが初日の撮影記念で撮ろうと言ったのが始まりでした。その時から現場にプリクラがあったら行こうと言っていました」と伝えた。

チョン・ヘインとの共演はパーフェクトだったという。彼女は「この上なく良かったです。一つの作品で終わってしまうのが残念に思ったほどです。いつかまた共演できる日もあるだろうと思うほどとても良かったですし、たくさん配慮してもらいました。アイデアも気楽に出せる雰囲気でした。楽しく一緒に現場で作っていく感じでした。今は気楽に様々な話ができる仲になったと思います」と話した。

また「同僚俳優として縁があっても、ある種の悩みや現場で大変に思う部分、さらに良いシーンを作っていくための話には、ラインというものがあると思いますが、その範囲がとても広かったと思います。たくさんの話を交わして相談できるくらい、信頼できました。たくさんコミュニケーションをとりました。グループチャットはないので、私が中に入っていろいろと伝える役割もしました」とつけ加えた。