AIプラットフォームのHugging Faceでは、Metaの「Llama」やGoogleの「Gemma 2」など、数多くのAIモデルが公開されています。そんなHugging Faceでダウンロード可能になったAIモデルの数が2024年9月をもって100万個を突破したことが報告されています。





Hub Stats - a Hugging Face Space by cfahlgren1

https://huggingface.co/spaces/cfahlgren1/hub-stats

2022年3月の調査開始時点では、Hugging Faceでダウンロード可能なAIモデルの数は緩やかに増加していましたが、2023年以降その数は指数関数的に増加。2024年9月1日時点では119万381個ものAIモデルが公開されています。



以下はHugging Faceでダウンロード可能なAIモデルのリストです。MetaやNVIDIA、Microsoftなどさまざまな企業が独自のAIモデルを配布しています。



AIの学習に使用されるデータセットも数多く作成されるようになっており、2022年4月時点では670件でしたが、2024年9月には1万7000件以上のデータセットが作成されました。



機械学習を活用したデモ「Space」の数を示したグラフが以下。2023年8月に2万2227個のピークに達しましたが、その後急落。しかし再び徐々にその数を増やしており、2024年9月時点で1万7291個のSpaceが公開されているとのこと。



以下は2024年8月末から9月26日までの間にダウンロードされたAIモデルの利用目的を示したグラフです。入力された単語を予測する「Fill-Mask」と音声を分類する「Audio-classification」が全体のおよそ4分の1を占めています。



また、過去30日間でダウンロードされたAIモデルを開発の際に使用されたニューラルネットワークアーキテクチャ別に分けると、GoogleのTransformerが全体の4分の3以上を占めていることが明らかになりました。



このほかHugging Faceは2024年8月20日に、ユーザー数が500万人を突破したことを報告しています。