兵庫県警本部

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 兵庫県警三田署は21日、交番に勤務する地域課の男性巡査(26)がパトロール中に無免許でバイクを運転し、追突事故を起こしたと発表した。

 巡査は運転免許証が6月で失効していたが、更新を忘れていたといい、署は道交法違反(無免許運転)の容疑で調べる。

 発表では、巡査は21日午前11時35分頃、三田市大原の市道で署のバイクを運転中、携帯電話を使いながら乗用車を運転する男性を発見。丁字路で声をかけ、事情を聴くため別の場所へ移動を求めた後、追走している際に誤って追突した。いずれもけがはなかった。

 巡査はこの事故の書類を署で作成中、自分で免許証の失効に気付き、上司に報告。「有効期限が切れる前は更新が必要だと認識していたが、その後に忘れていた」と説明したという。

 県警の規定では、公務で運転する際はアルコールチェックなどと合わせ、幹部による免許証の確認が必要だが、不十分だった可能性があり、岩崎智也副署長は「業務管理を徹底し、再発防止に努める」とした。