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大分市の高崎山自然動物園で、サルにある変化が起き、秋ならではの光景が広がっています。

【写真を見る】高崎山のサルの“ほほ” 木の実でパンパン 秋の姿にほっこり 大分

(八尋記者)「もぐもぐしているサルの顔をよく見るとほっぺがパンパンに膨らんでいます」

大分市の高崎山自然動物園では、山の中で木の実などが豊富になる秋を迎えると、サルがあごの両脇にある「ほほ袋」に食べ物をたっぷりと詰め込みます。

時折、口の中から器用に出して食べる姿も。サルの「ほほ袋」は、貴重なエサを運ぶ大事な入れ物の役目があります。

赤ちゃんザルの「ほほ袋」には母乳が入っています。

また、山でとったアケビなどを食べて、口の周りが黒くなっているサルの姿もこの時期ならではです。

(高崎山自然動物園ガイド・木本智さん)「秋に入ったような感じで山から降りてきたらエサを与えていないのに、ほほ袋がパンパンに膨らんでることが多くなった。のびのびしているサルたちがお腹いっぱいで横になって人間が寝ているような姿を見て癒されてほしい」

ほほ袋を膨らませたサルたち。こうした高崎山の秋の光景は11月ごろまで見られるということです。