【海外発!Breaking News】コインランドリーの乾燥機にいた猫、客が気づかず10分間乾燥も九死に一生を得る(シンガポール)<動画あり>
コインランドリーの乾燥機の使用前は内部をきちんと確認する必要があるようだ。シンガポールでコインランドリーの利用客が、乾燥機を10分ほど使用して洗濯物を取り出したところ、中から弱り果てた猫が這い出してきたという。この客は乾燥機に洗濯物を入れる際に中に猫がいることに全く気づかなかったという。マレーシアのニュースメディア『WORLD OF BUZZ』が伝えている。
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シンガポールの地域猫を見守るFacebookページ「Sayang Our Singapore's Community Cats」に同国在住のカイ・シン・エイヴィデイさん(Kai Xin AvDay)が8月23日に投稿した、トア・パヨーにあるコインランドリーで九死に一生を得た猫の動画が多くの人々の関心を集めた。
動画はカイさんの近所に住む知人から送られてきたもののようで、ある親子が8月21日の午後3時47分頃にコインランドリーの乾燥機を利用していたという。ところが10分ほどの乾燥が終わった後で中の洗濯物を取り出そうとしたところ、親子は中に猫がいることに気づいた。
動画には乾燥機の中から出てきた猫がよろよろと歩きながら床に寝そべって息苦しそうにしている様子が映っていた。すぐに親子は「シンガポール国際動物虐待防止協会(SPCA Singapore)」に連絡を入れ、猫はSPCAによって引き取られた後、すぐに獣医の元へと連れて行かれた。
カイさんによると、親子は乾燥機を使用する前に中にいる猫に全く気づかなかったという。猫は顔と体の一部に火傷を負っていて流血もあったようだが幸いにも九死に一生を得ることができた。のちにSPCA事務局長のアーティ・サンカールさん(Aarthi Sankar)は、ニュースメディア『Mothership』の取材に対して、「猫は乾燥機の回転時に体を打ちつけた以外は大きな怪我はなかった」と明かし、次のように付け加えた。
「猫がもっと長い時間、乾燥機の中に閉じ込められていたら、さらにひどい打撲や火傷に熱中症、または窒息に至っていたことでしょう。」
またアーティさんは、猫を発見してすぐに助けを求めてきたコインランドリーの利用客である親子に感謝の意を表し、「迅速な対応が猫の生死を分ける可能性があるのです」と述べた。さらに彼女は同ニュースメディアを通して、家庭や公共施設の大型家電製品は猫や小動物の隠れ家となることがあるため、使用前に必ず内部を確認するよう呼びかけ、次のように注意を促している。
「彼らは好奇心や暖かく快適な場所を求めて入り込むことがあり、中に居座ってしまうことがあります。彼らは危険だと気づくことがないため、命を救うためには私たちが十分に注意を払うことが重要となるのです。」
ちなみにSPCAがコインランドリーに設置してある監視カメラを確認したところ、猫が自ら乾燥機に入って行く様子が映っており、親子が乾燥機に洗濯物を詰め込んでスイッチを入れた時でさえも猫がいる気配は見られなかったという。
画像は『Kai Xin AvDay Facebook「UPDATE : 25th August 2024 Thank you everyone for reading my post. Thank you for sharing as well.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
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動画はカイさんの近所に住む知人から送られてきたもののようで、ある親子が8月21日の午後3時47分頃にコインランドリーの乾燥機を利用していたという。ところが10分ほどの乾燥が終わった後で中の洗濯物を取り出そうとしたところ、親子は中に猫がいることに気づいた。
動画には乾燥機の中から出てきた猫がよろよろと歩きながら床に寝そべって息苦しそうにしている様子が映っていた。すぐに親子は「シンガポール国際動物虐待防止協会(SPCA Singapore)」に連絡を入れ、猫はSPCAによって引き取られた後、すぐに獣医の元へと連れて行かれた。
カイさんによると、親子は乾燥機を使用する前に中にいる猫に全く気づかなかったという。猫は顔と体の一部に火傷を負っていて流血もあったようだが幸いにも九死に一生を得ることができた。のちにSPCA事務局長のアーティ・サンカールさん(Aarthi Sankar)は、ニュースメディア『Mothership』の取材に対して、「猫は乾燥機の回転時に体を打ちつけた以外は大きな怪我はなかった」と明かし、次のように付け加えた。
「猫がもっと長い時間、乾燥機の中に閉じ込められていたら、さらにひどい打撲や火傷に熱中症、または窒息に至っていたことでしょう。」
またアーティさんは、猫を発見してすぐに助けを求めてきたコインランドリーの利用客である親子に感謝の意を表し、「迅速な対応が猫の生死を分ける可能性があるのです」と述べた。さらに彼女は同ニュースメディアを通して、家庭や公共施設の大型家電製品は猫や小動物の隠れ家となることがあるため、使用前に必ず内部を確認するよう呼びかけ、次のように注意を促している。
「彼らは好奇心や暖かく快適な場所を求めて入り込むことがあり、中に居座ってしまうことがあります。彼らは危険だと気づくことがないため、命を救うためには私たちが十分に注意を払うことが重要となるのです。」
ちなみにSPCAがコインランドリーに設置してある監視カメラを確認したところ、猫が自ら乾燥機に入って行く様子が映っており、親子が乾燥機に洗濯物を詰め込んでスイッチを入れた時でさえも猫がいる気配は見られなかったという。
画像は『Kai Xin AvDay Facebook「UPDATE : 25th August 2024 Thank you everyone for reading my post. Thank you for sharing as well.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)