染谷将太がヘルパーT細胞、深田恭子が肝細胞、セカオワFukaseが“最強の敵”に 実写映画『はたらく細胞』9名の追加キャストを解禁
12月13日(金)公開の映画『はたらく細胞』から、新キャスト情報とポスタービジュアルが解禁された。
清水茜氏の漫画『はたらく細胞』は、『月刊少年シリウス』(講談社)にて、2015年から2021年まで連載。赤血球や白血球などの人の体内で働く細胞を擬人化した同作は、2017年にフランスの新聞『ル・モンド』が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出。2018年にはアニメ化された。現在も数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数は1,000万部を超えている。
同漫画を実写映画化した『はたらく細胞』では、実写映画『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』シリーズなどで知られる武内英樹監督がメガホンをとり、『HiGH&LOW』シリーズやNetflixの実写映画『幽☆遊☆白書』などのアクション監督として知られる大内貴仁氏がアクション演出で参加している。また。永野芽郁(映画『からかい上手の高木さん』『マイ・ブロークン・マリコ』など)と佐藤健(映画『るろうに剣心』シリーズ、『四月になれば彼女は』など)がW主演。永野は立派な赤血球になることを目指し体内の各器官に酸素を届けるため奮闘する“赤血球AE3803”、佐藤は外部から体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する“白血球U-1146(好中球)”をそれぞれ演じる。そのほか、人間の親子役で芦田愛菜と阿部サダヲ、キラーT細胞役で山本耕史、NK細胞役で仲里依紗、マクロファージ役で松本若菜、血小板役でマイカ・ピュが出演する。
高校生・漆崎日胡(芦田愛菜)は、父親の茂(阿部サダヲ)と2人暮らし。まじめな性格で健康的な生活習慣の日胡の体内の細胞たちは、いつも楽しくはたらいている。一方、不規則不摂生に日々を過ごす茂の体内では、ブラックな労働環境に疲れ果てた細胞たちがいつも文句を言っている。親子でも体の中はえらい違いだった。仲良し親子のにぎやかな日常。しかし、その体内への侵入を狙う病原体たちが動き始める。
(C)清水茜/講談社(C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社(C)2024映画「はたらく細胞」製作委員会
映画『はたらく細胞』への出演が明らかになったのは、9名のキャスト陣。細菌などの外敵に対する戦略を決める司令官・ヘルパーT細胞を染谷将太が演じるほか、肝細胞役で深田恭子、新米赤血球役で板垣李光人、先輩赤血球役で加藤諒が出演。漆崎日胡(芦田愛菜)が想いを寄せる憧れの先輩・武田新役で加藤清史郎が名を連ねる。
また、肺炎球菌を片岡愛之助、化膿レンサ球菌を新納慎也、黄色ブドウ球菌を小沢真珠がそれぞれ演じる。さらに、Fukase(SEKAI NO OWARI)の出演も明らかに。Fukaseは、役名未公開の“細胞たち最強の敵”を演じるとのこと。
あらたに出演が発表されたキャスト陣のコメントは以下のとおり。
染谷将太(ヘルパーT細胞 役)
はたらく細胞が実写化される!という噂はチラチラ聞こえてきていました。まさか自分も呼んでもらえるとは驚きと喜びでいっぱいです!しかもクールなヘルパーT細胞をやれるなんて、気合を入れてキラーT細胞に出動命令を出させていただきました。身体という宇宙の中での小さな勇者達の壮大な戦いを是非劇場でみていただきたいです!
深田恭子(肝細胞 役)
まさか、肝臓の中がそんな世界だったとは、、、
肝細胞さんは見た目は煌びやかなキャラクターですが、現代社会を生きていく皆さんの大切な役割を果たしています。 撮影中は武内監督とスタッフさん、キャストさんと和やかな雰囲気の中、阿部サダヲさんの肝臓内で楽しくお芝居をさせていただきました。
たくさんの魅力的なキャラクターが現れて、作品を楽しみながらも、身体のことを知る良いきっかけにもなりました。
私たちの身体の中にこんなにロマン溢れる無限の世界が広がっていると思うと、いつもの日常がよりストーリー性を帯びてきますよね。
映画をご覧になった方が同じ体験をされると思うととても楽しみです。
板垣李光人(新米赤血球 役)
今回お話をいただき、あの世界に自分が、という喜びでいっぱいでした。
演じさせていただく新米赤血球といえば原作でははたらく細胞BLACKに登場しますが、この映画の中でも過酷な環境に揉まれまくっています。
自分自身も撮影中リアルに過酷さを味わい、新米赤血球と同じ疲労感を経験しました。
その疲れ具合はスクリーンに現れていると思います(笑)
そんな風に笑えるシーンもあれば、泣けて、学べる、そして自分の身体をいっそう愛おしく感じ大切にしてあげようと思える作品になっています。
はたらく細胞のあの世界を、壮大で小さな細胞と人間たちの物語をスクリーンでご覧ください!
加藤諒(先輩赤血球 役)
今までにも"人では無い役"を演じさせていただきましたが、遂にきました・・・先輩赤血球役でございます!!!
しかも、ずぅーっと大好きで憧れている阿部サダヲさんの身体の一部になれるなんて本当に光栄です。
新米赤血球君と体の中を大冒険しながら、いろんな目にあっています。
「不摂生な生活を送ってしまって、細胞さん達ごめんね」と健康に気を付けるきっかけになる作品だと思いますので、世界中の人に見て頂きたいです。
今も皆様の身体の中で細胞さん達が必死にはたらいていますよ。
加藤清史郎(武田新 役)
お話しをいただいた時、まず「うわーーい!『はたらく細胞』だ‼︎どの子だ?どの細胞だ?」と分かりやすくテンションが上がりました。
そして今回、細胞たちが生きる体内世界と人間世界の軸で物語が展開していくことを知り、更に新が、細胞たちが生きる体の持ち主である日胡が憧れる先輩、といういうことを知り、とってもとっても大きな役回りをお任せいただいたのだな、と身が引き締まりました。
武内監督率いるスタッフの皆さんと、芦田愛菜さん、阿部サダヲさんの、愛に溢れる人間世界づくりに携わらせていただけたことを、とても嬉しく、誇りに思います。
あとは単純に、劇場でこの作品を観るのが、楽しみでなりません!
片岡愛之助(肺炎球菌 役)
武内監督と「翔んで埼玉Ⅱ」の撮影でご一緒していた際にお声掛けをいただき、とても光栄でした。
「肺炎球菌」というまさかの「毒性の強い菌」役で想像もつかないお役でしたが、今後しないであろう特殊なメイクや衣装のおかげもあって世界観に入り込みやすく、楽しみながら演じさせていただきました。
自分の健康についても改めて見直すきっかけとなり、
老若男女どんな方にも楽しんで頂ける作品となっておりますので、ぜひ劇場でご覧ください!
新納慎也(化膿レンサ球菌 役)
「化膿レンサ球菌役をお願いします」と言われる日が来るなんて、人生何が起こるかわかりませんね(笑)。僕の身体に合わせて何度も衣裳合わせを行いました。メイクテストも何度も繰り返し、クリエイティブチームのセンスとクオリティにワクワクしました。そこに込められたプロ集団のこだわりにも注目してください。完成した作品は観たこともないハイクオリティな世界観でした。そして、想像を遥かに超える「ええ話」でした。武内監督の人柄が滲み出る様な素敵な作品です。この作品の細胞の1つになれたこと大変光栄に思います。
小沢真珠(黄色ブドウ球菌 役)
原作のアニメは、ママ友から面白いアニメがあるよ!とオススメされて子供たちと見ていたのでオファーを頂いた時は驚きました。さらに役が黄色ブドウ球菌とのことでさらに驚きましたが、娘達に伝えるととても喜んでいました。菌の役はやったことがなかったのですが、アニメを見ていてイメージが分かっていたのと、今まで演じてきた悪役の経験を活かせればいいな、と演じるのが楽しみでもありました。実際に現場に行くと世界感が原作通りで、衣装やメイクも素晴らしく常にワクワクしていました。実際に衣装がものすごく重かったのもありましたが、演じる時にはいつもの何倍ものパワーが必要でした。いつかまた菌役をやる時のために体力をつけておかなければ、と思いました。
笑って泣いて勉強にもなる最高の作品です。皆さん是非ごらんください!
Fukase(SEKAI NO OWARI)(????? 役)
今回の役は愛憎を両方持ち合わせているキャラクターで、すごく難しい役どころでしたが、
僕はそんなにお芝居をする経験がないこともあり、現場ではすごく皆さんに支えてもらいました。
大人から子供まで楽しめる、すごく勉強にもなる映画だと思うので、是非親子でも観ていただきたいと思います!
なお、本日8月20(火)よりムビチケオンライン券の発売がスタートしている。詳細は、映画公式サイトを確認しよう。
『はたらく細胞』は12月13日(金)全国公開。