五輪で金メダル相次ぐ中 『金色のカエル』足利で見つかる!? 8月末まで「なかがわ水遊園」で展示
今月(8月)12日に閉幕したパリオリンピックで日本は海外開催では最も多い20個の金メダルを獲得しましたが、大田原市のなかがわ水遊園では珍しい「金色」のアマガエルが展示されています。
手足や胴体が輝く「金色」…。突然変異で生まれたアルビノの二ホンアマガエルです。今月2日、足利市で発見されました。
二ホンアマガエルは通常は緑色で、体の色を作る「黄色」「虹色」「黒」の色素を調整することで、周りの環境に合わせて体の色を変化させています。このアマガエルはなんらかの原因で「黒」の色素が正常に働かず、金色になったと見られます。
訪れた親子「生き物を見ると元気をもらう感じ。カエルはかわいかった。目の色が普通のカエルと違った」「なかなか見られるものじゃないので珍しいなと思った。運が上がるんじゃないかと…いいことあると思います」
このようなアマガエルは目立つため天敵に見つかりやすく、長生きできるものは多くないとされます。県内では年に1匹程度見つかることがあるといいますが、なかがわ水遊園での金色のアルビノのカエルの展示は2019年に行われて以来です。
夏休み中ということもあり水槽の周りは多くの家族連れで人だかりができるほど…。多くの子どもたちにとって生命の神秘を感じるこの夏の思い出になりそうです。
なかがわ水遊園・前田由紀恵さん「こちらに持ち込まれたときからエサもちゃんと食べて元気にしていまして、8月いっぱいまでの展示を予定しています。たくさんの方に見ていただきたいなと思いますのでぜひ皆さん足を運んでいただきたいです」