育成→支配下の虎26歳を「1軍で見たい」 光る「1.91」…守護神へ高まる期待
阪神の4年目・佐藤蓮は7月20日に支配下復帰…14日の2軍戦で156キロをマーク
阪神の4年目・佐藤蓮投手が2軍で実績を積み重ねている。今季はここまで35登板で1勝1セーブ、防御率1.91。35登板はウエスタン3位。26歳右腕の奮闘にファンの期待も高まり、「1軍で見てみたい」「使ってほしい」と声を寄せている。
佐藤蓮は飛龍高、上武大を経て2020年ドラフト3位で阪神に入団。故障などもあり、2022年オフに育成契約となった。しかし、今季は2軍で躍進し、7月20日に支配下復帰を果たした。
セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、今季の速球の平均球速は149.6キロ。昨年は145.2キロで、大幅に球速が増した。14日のオリックス戦(鳴尾浜)では9回2死満塁で登板し、代打・香月に対して最速156キロをマーク。最後はカーブで見逃し三振に仕留めた。
身長189センチ、体重103キロの剛腕。SNSには「来年の守護神」「早く上げようぜ」「報われてほしい」「佐藤蓮はよ」「球が速い」「荒削りだけこれから出てくる」「もう1軍でええやん」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。