トヨタ新型「本格“FR”スポーツカー」公開! 走行性能高めた「ガチガチ仕様」! オシャグリーンも追加の「Cup Car B」どんな人がかった?
「GR86 カップカーベーシック」どんな人が買う?
TRDブランドでモータースポーツ活動および競技用部品の供給を行うトヨタカスタマイジング&ディベロップメントは、「GR86 Cup Car Basic(カップカー ベーシック)」を一部改良し、2024年7月12日より発売しました。
カップカー ベーシックはどういったユーザーから支持を得ているのでしょうか。
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GR86 カップカー ベーシックは、「GR86」(2代目)をベースに、2022年2月に発売されたコンプリートカー。ワンメイクレース「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」の参戦用車両として開発されました。
専用装備にはレース参戦に必要となるロールケージ(6点式+サイドバー)や、安定的にレーシングスピードでの周回走行が可能な冷却性能を確保するエンジンオイルクーラーを装着。
また6点式シートベルト用アイボルト(運転席のみ)、専用フロアマットも装備されます。
今回は、架装ベース車について改良が施されました。
まず電子スロットルの設定変更を実施し、ドライバーのアクセル操作でのコントロール性およびレスポンスを向上。
また電子パワステの制御変更を行い、路面追従性を向上し、大きな入力に対しての安定感向上を実現しています。
このほかウィンカーにも変更があり、レバー操作時にニュートラルポジションに戻る「モーメンタリ式」から、一時的にロックされる「ロック式」になっています。
さらに、外装色には「ブライトブルーII」を廃止し、「リッジグリーン」を新設定。「GR86」の改良モデルと同様のカラーが追加されました。
これにより、カラー展開は「スパークレッド」、「クリスタルホワイトパール」、「クリスタルブラックシリカ」、「アイスシルバーメタリック」、「マグネタイトグレーメタリック」、「サファイアブルー」に加え「リッジグリーン」の計7色展開となります。
新GR86 カップカー ベーシックの価格は361万6200円です。(消費税込)
なお、架装内容に変更はありません。
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レース専用装備を架装する車両であることから、通常モデルと比べて選ぶ人は多くないといえますが、ではどんな人が購入しているのでしょうか。
都内トヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「レース車両なので、通常のモデルに比べると出る数は少ないですね。
でも少し前に、レース向けとして当店で1台購入されたお客さまがいらっしゃいました」
またSNSを見ると「これから全開で楽しんでいくぞ〜」と走りを楽しむ車両として選ぶ人、なかには「レースはしないけど」「これがうちの普通です」と普段使いとして選ぶ人もいました。
ユーザーによってさまざまな形でカップカーを楽しむ姿がうかがえました。