都内の高校にサプライズ登場したラウール

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 Snow Manのラウールが25日、東京品川区の私立青稜高校で行われた映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の公開直前イベントにサプライズ登場。高校生100名を前に、ユーモア溢れるトークを展開して会場を盛り上げた。この日はラウールのほか、共演者の出口夏希、奥平大兼、高橋ひかる、特別ゲストの錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)も出席した。

 本作は、「週刊少年マガジン」連載の丹月正光による漫画を映画『変な家』などの石川淳一監督が実写化したアクションコメディー。とある事情により100億円の懸賞金をかけられた女子高生・赤羽骨子(出口)を守るために、幼なじみである不良のクラスメート・威吹荒邦(ラウール)が、ボディガードであることをバレずに学園生活を送る。

 劇中の制服が、偶然にも錦鯉・長谷川の衣装と似ているとネットで話題になり、この日はその錦鯉が同校OBとして登壇。その後、ラウールらが同校の制服を身に纏って客席から登場すると、集まった学生たちは大興奮。高橋が「黒髮の荒邦は貴重ですよ」と学生たちに呼びかけ、ラウールも長谷川に「パイセンお疲れ様です!」と笑顔で挨拶した。

 荒邦についてラウールは「勢い担当。戦う時も勢いで行っちゃう。そういうところが素直で、ヤンキーだけど可愛いところだと思います」と紹介。役柄にちなみ、プライベートでの自身の役割や、アイドルという職業のイメージなどを聞かれると「僕は詐欺師」とユーモア溢れる回答で学生を笑わせた。ラウールは「変な意味じゃなくて、アイドルと詐欺師は紙一重。夢を届けたいという気持ちがあって、たまに話を盛って嘘をついちゃうみたいな」とその回答の理由も丁寧に説明する。

 会場の高校生はダンス部やソフトボール部の所属が多く、ラウールは彼らへのメッセージを求められると、「僕も夢を追いかけている一人」と学生たちと同じ立場であるとコメント。「僕は運命という言葉を大事にしているんです」と持論も紹介し、「失敗や挫折は絶対にあるけれど、それが最後に成長するためのチャンスだと思うようにして乗り越えています。そういう風に切り替えられるかが、すごく大事だと思うんです。これも運命だよと思うように生きています。振り返ると、あれがあったから成長できたと思える瞬間も、実はたくさんありました。僕はまだまだですけど、今はそう考えています」とエールを送っていた。(取材・文:名鹿祥史)