横浜ミナトChampionshipの記者会見に参加した丸山茂樹(左)と藤木企業株式会社の藤木幸吉社長【写真:編集部】

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パリ郊外のゴルフ・ナショナルで開催

 プロゴルファーでパリ五輪男子ゴルフ日本代表監督の丸山茂樹(セガサミーホールディングス)が2日、横浜市の横浜CCで行われた国内男子ツアー新規大会・横浜ミナトChampionship〜Fujiki Centennial〜(8月8日開幕、横浜CC)の記者発表会に出席し、男子代表の松山英樹、中島啓太、女子代表の笹生優花、山下美夢有について「4人ともメダルを獲る可能性は十分にある」と語った。

 丸山はリオデジャネイロ五輪から3大会連続での代表監督。リオ大会がジカ熱、東京大会では酷暑の恐れで男子の一部トップ選手が不参加となったが、今大会は世界のトップ選手が集うことになった。東京から2大会連続出場の松山については直接話したといい、期間中に求めるサポート体制を約束したという。

「世界のトッププロはプライベートジェット機で来て、一軒家を借りて大会に臨むもの。そういうことができるようにしてあげたい」

 その上で「男子、女子ともメダルを獲れる可能性はあります。ただ、確率としては女子の方が高いことは事実。男子が獲れるとしたら、厳しいコースセッティングで耐える展開になった場合でしょう」と予想した。

 監督として選手にアドバイスをするかの問いには「自分からはしません」と即答。理由はプロゴルファーには他人には分かりにくい感覚を踏まえての調整法があるためで、丸山は「聞かれたら何でも答えられるように、準備をしておきたいと思います」と話した。

 パリ五輪のゴルフ競技はパリ郊外に位置するゴルフ・ナショナルで行われ、男子が8月1日〜4日、女子が8月7日〜10日に実施される。

(THE ANSWER編集部)