【レポート】『緑黄色社会・長屋晴子の長(OSA)LIVE 2024』開催!乃木坂46久保史緒里、ハラミちゃんも登場

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■長屋・久保・ハラミちゃんによる3人のスペシャルライブも!

オールナイトニッポンから生まれた緑黄色社会・長屋晴子のソロイベント『緑黄色社会・長屋晴子の長(OSA)LIVE 2024 Supported by オールナイトニッポン』が、5月18日に昭和女子大学 人見記念講堂で開催された。本稿ではそのオフィシャルレポートを掲載する。

長屋晴子が命名した、はんそデビュー日(1年で初めて半袖を着る日)にピッタリな快晴の中、約2,000人が昭和女子大学人見記念講堂に集結。満員の会場の期待が高まる中始まったオープニング映像では、番組の“おさらい”ということで長屋が3月までパーソナリティを務めた『緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX(クロス)』(以降、長屋晴子ANNX)の名シーンが次々と映し出された。

映像が終わると満を持して長屋が登場。「長屋です、長(おさ)です」というお決まりの一言から始まり、“はんそデビュー日和”にちなみ「今日はんそデビューした人~?」と問いかけ、番組らしい雰囲気でイベントが幕を開けた。

1人目のゲストは乃木坂46の久保史緒里。『乃木坂46のオールナイトニッポン』を担当する久保とはラジオを通じて仲良くなった長屋。登場して早々に「久保ちゃん、私の家来たからね~」とファンに自慢する長屋から、ふたりで行う企画が発表された。

その名も「長屋晴子 VS 久保史緒里 反復横跳び対決」。『長屋晴子ANNX』では番組内で何度か体力測定を実施しており、長屋も久保も反復横跳びが得意ということで決定した企画。戦いはSNSに手作り料理写真を滅多に投稿しないふたりには酷な「手作りパン写真公開」というバツゲームをかけて行われることに。しかしこの後ライブを控えていて、直接対決をすることができないふたり…。そこで、リスナーが代理で戦う「リスナー代理反復横跳び対決」に。

突然の発表にざわめく会場内から選ばれたチーム長3名・チーム久保3名は、30秒1本勝負でチームごとの合計回数を競い、パン写真公開をかけた熱戦はチーム長・237回、チーム久保・227回でチーム長の勝利。会場中から両チームメンバーには惜しみない拍手が送られた。そしてバツゲームとして、約束通り久保の手作りパン写真が長LIVE会場限定で披露された。

反復横跳びで盛り上がったあとは、長LIVE1曲目へ。長屋が好きだと語る「きっかけ/乃木坂46」を長屋と久保のふたりで披露。佐々木“コジロー”貴之によるアコースティックギターの演奏と、長屋と久保の歌声が奏でる、この場でしか聴けない貴重なハーモニーが会場中に響きわたった。

続いて、長屋の高校時代の友人であり、長屋晴子=長(おさ)名付け親の天野夏実が、架空のラジオ番組『女優・天野夏実のオールナイトニッポン天(テン)』パーソナリティとしてVTRで登場。緑黄色社会の小林壱誓(Gu)と長屋の顔合わせに同席したものの、顔合わせがあまりにも簡易的で衝撃を受けた話で会場の笑いを誘った。

再び長屋と久保が登場したあと、もうひとりのゲスト・ハラミちゃんがステージに招かれ、3人で『長屋晴子ANNX』の名物コーナー「永久不滅の作り方~長屋晴子の友達の壁~」を実施。元々“友達の壁が高い”長屋にリスナーが自身の特技や魅力をアピールし、友達になれるか否かを長屋が判定する、という企画を長LIVE版として、3人それぞれが自分の壁を超えるか否かを判断した。

「パントマイムが得意」「絡まったものをほどくことが得意」「記憶力がいい」など渾身のアピールが続くもあまりに高い3人の壁に歯が立たない。もはやひとりも壁を超えないのではという中、最後は「壁を壊したい!」というなし崩し的な気持ちも相まって、長屋・久保・ハラミちゃんそれぞれが1回ずつ友達の壁を突破することができた。

続いてはハラミちゃんとの長LIVE。「長屋晴子×ハラミちゃん 献立リクエストライブ」と題し、3つの献立=セットリストから1番リクエストの多かったセットリストでライブするという企画を実施。会場ロビーに投票箱を設け、「長!ハラミちゃん!コレやるの!?定食」「長とハラミの王道ラブソング定食」「長とハラミの思い出定食」のうち、どのライブを見たいか来場者が投票。旧来から友達であったがこれまであまり音楽の話をせず、長LIVEを機に「うちらってミュージシャンだったんだね」と確かめあったエピソードで場を盛り上げるふたり。そんなふたりによって作られた献立はどれもこだわり抜いたものであったが、投票の結果、「長!ハラミちゃん!コレやる!?定食」が選ばれ、舞台上で知ったふたりはすぐにライブの準備へ。

「メルト/supercell」は、ボーカロイドを聴いていたふたりならではの曲で、ハラミちゃんのピアノと長屋の歌唱によりオリジナリティ溢れる1曲に。続けての「POP STAR/平井堅」では会場からの手拍子で一体感増す中で、長屋とハラミちゃんが背中合わせで披露するなど貴重なシーンが見られた。

「令和バズソングメドレー」では「ミックスナッツ/Official髭男dism」「Ditto/NewJeans」「ドライフラワー/優里」を続けて披露。誰もが知っている令和のバズソングがふたりのアレンジで生まれ変わる。その美しさと強さ、響き渡るメロディにより圧巻のメドレーとなった。「me me she/RADWIMPS」は“ふたり共通の懐かしく好きな曲”として選曲。透き通ったピアノの音と力強い歌声が心に刺さった。締めは「恋/星野源」。軽快な鍵盤の音と、弾ける長屋の歌唱で「献立リクエストライブ」を締めくくった。

その後、再び久保がステージに登場。「初めて聴いた時、大感動しました」と久保が語る「Mela!/緑黄色社会」を、長屋・久保・ハラミちゃんによる3人のスペシャルライブとして披露。ハラミちゃんのピアノに合わせ、長屋と久保の声が奏でる「Mela!」。会場中が一体となり腕を振り、手拍子をし、ボルテージも最高潮に。長LIVEならではの貴重な光景が生み出された。

PHOTO BY 谷古宇愛

緑黄色社会 OFFICIAL SITE
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