2021年に惜しまれつつ閉店した、恵比寿の老舗イタリアン『コルシカ』が今年、『コルシカ1970』として再スタートを切った!

多くのファンが待ち望んだ、名店の復活。大人たちをまた虜にするであろう、先代から受け継いだ味と新たな魅力を堪能してみては?


かつてのクラシックな佇まいは、スタイリッシュに変貌を遂げた

もともと店があった区画が再開発でマンションになり、その1階で復活。ロゴは、フーディーとしても知られるアートディレクターの秋山具義さんが手掛けた


約50年もの間愛され続けてきたクラシカルなイタリア料理の名店『コルシカ』が閉店、という衝撃的な知らせが駆け巡ったのは、2021年のことだった。

が、あれから3年。「“コルシカ”が帰ってくる!?」という朗報が再び駆け巡り、かつての常連客を中心に関心を集めている。


日本の“イタメシ”を牽引した味は、令和のいまも大人の心を虜にする

イタリアから取り寄せたタイルを壁面やカウンターに多用した空間は、洗練されていながらも柔らかな色合いにより温かみのある雰囲気が漂う


店名は『コルシカ1970』に、そして店の雰囲気もぐっと現代的にアップデートされたが、長きに渡って多くの人の舌を喜ばせた“あの味”は健在。



『コルシカ』の名を継ぐ者として、創業者・重本さんや先輩スタッフの期待を一身に背負う北村さん。ワインは世界中からセレクト


それもそのはず、今回、オーナーシェフとして厨房に立つ北村 新さんは『コルシカ』に約10年間勤めていた人物。

創業者の重本一夫さんが守り続けた、懐かしく親しみやすいイタリア料理を余すことなく習得している。



自家製ベシャメルソースとドライカレーが融合する「コルシカ風ライスグラタン」¥1,600


とろりとしたホームメイドのベシャメルソースがたまらないライスグラタンやイカスミのスパゲッティ、にんにく醤油ダレでの“味変”も楽しいグリルチキンなど、往年の名品との再会を果たすべく訪れたい。




ひき肉とほうれん草入りベシャメルソースを添える「コルシカ風グリルチキン」¥1,600。




ナポリピッツァとは一線を画す、アメリカンな「コルシカ風ピザ」¥1,500。

ホームメイドの生地に、具材とたっぷりのシュレッドチーズをのせて焼き上げる。


北村シェフによる新たな品々も!


季節感のある料理を楽しめる「前菜盛り合わせ」¥2,200。

この日はイイダコの冷菜、にんじんのムース、イカの粒マスタード、穴子のエスカベッシュなど。


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