「だからオオタニは嫌いになれない」心臓病と闘った少年に大谷翔平が“神対応” 粋なサプライズに反響止まず「涙が出る」
大谷と少年ファンの笑顔あふれるやり取りが話題となった。(C)Getty Images
スーパースターの粋な行動が反響を呼んでいる。
現地時間5月16日に本拠地ドジャー・スタジアムで行われたレッズ戦を前に、大谷翔平(ドジャース)はサプライズを敢行。この日に観戦予定だった少年にサイン入りユニホームと、始球式を行う権利、さらにスイートルームでの観戦チケットをプレゼントした。
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まさに至れり尽くせりのプレゼントをされたのは、アルバート・リーくん。ドジャースによると、生後3日で心臓病と診断され、生後13日目で手術を受けていた彼は、2度の心臓手術と腹部手術を1度経験していたという。
まさにビッグサプライズだった。試合前に記者会見で記念撮影を行っていたアルバートくんのもとに、突如として登場した大谷は、口をあけ、目を見開いたままの少年に笑顔で「緊張してる?」と話しかけると、目の前でサインしたユニホームとサインボールをプレゼント。2ショットでの記念撮影にも応じた。
そして、「今日は来てくれてありがとう。ちなみに今日、君は始球式を投げるんだよ。準備はできてるかい?」と告白。これにはアルバートくんもふたたび口をあんぐり。開いた口が塞がらないといった様子だった。
大谷が捕手を務めた始球式を終えたアルバートくんは球団に対して、「今何が起きたんだって感じだった! 彼(大谷)は大きいなって、最初に思ったよ。30秒も息を吸えなかった」とサプライズを受けた際の心境を打ち明けている。
少年に対する大谷の行動には反響が殺到。一連の様子を「決して忘れられない瞬間」と公開したドジャースの公式Xには、「この子が幸せそうなのを見ると、本当に涙が出る」「オオタニは子どもを笑顔にする力がある」「本当に凄い行動」「オオタニの素晴らしさだ」「この子の顔を見てくれ。だからオオタニを嫌いになれない」と称賛の声が相次いだ。
グラウンド外でもファンを幸せにする。こうした行動も大谷のスターたる所以なのだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]