鮨の経験値をあげたい人におすすめの店6選!都内でおさえておくべき良店
大人の階段をのぼるには「美味しいお店に詳しい」というのが重要な要素の一つだ。
グルメな大人になるために“鮨経験値”を上げるべく、今回は都内でおさえておくべき鮨店を厳選して6店舗ご紹介!
大将とのやり取りで知識を高めたり、大人のデートにもおすすめできる人気店ばかり。
気になったお店は「グルカレ by 東京カレンダー」から予約を!
1.奥渋で気軽に行ける“町寿司”スタイルを貫く『すし光琳』
気軽に入れる“町寿司”スタイルが人気の『すし光琳』。握り1貫から注文をうけてくれるため、気軽に通いやすい。
つまみが充実しているのも魅力で、一品料理も充実。大好物から始めて、好きなものを好きなだけ。そんな大人のワガママに寄り添う良店だ。
2.好きな握りを選べる“プリフィックスコース”が楽しめる西麻布の『鮨 波残』
鮨激戦区の港区に、2022年秋にオープンした江戸前鮨店『鮨 波残』。
同店では、鮨というジャンルでは希少な“プリフィックス”が大人たちの心を掴んでいる。つまみ5品が供されたあとの握りのみ、その日のネタから5貫をお好きに、というのがこの店のプリフィックスコース。
握りは基本的に5貫だが、プラスオンすれば、自在に増やしていくことも可能。コースで一斉スタート、という店が増える中、このようなフレキシブルさは嬉しいかぎり。
3.銀座での鮨デビューを気軽に叶える『鮨 いつつ』
東銀座駅から徒歩約2分。大通りの喧騒を忘れる静かな路地にある『鮨 いつつ』。格子戸越しには、店内の清廉な空気が感じられる。
大人な雰囲気と良心価格のギャップを持つ同店。白木のカウンターと網代天井が美しい店内、なのにコース1万1,000円と聞いたら驚いてしまう。それも、つまみと鮨が約25品も供される大盤振る舞いだ。
総料理長が「銀座はハードルが高いお店も多いですが、鮨の聖地で幅広い層のお客さまに楽しんでほしかった。カウンター鮨デビューのきっかけとしても選んでほしいです」と語る、初心者でも行きやすい店だ。
4.銀座で王道の握りが気軽に味わえる名店『銀座 鮨 み富』
鮨激戦区の銀座で、大人のカップルからひと際注目を集める『銀座 鮨 み富』。昼から夜までの通し営業を貫く粋な1軒である。
大将は『新富寿し』で22年研磨を積んだ実力派。たとえば小肌なら塩を当て、酢で締めてから2〜3日寝かせる。まぐろは漬けダレに5〜10分。時間は魚体によって感覚的に判別しており、実直な仕事ぶりが光る。
華美な装飾がなく鮨店の王道をいくシンプルな内装は、粋なたたずまいで心地良い。本来の江戸前鮨のスタイルでもある、好きなタネを好きな順番で頼む「おこのみ」スタイルがおすすめだ。
5.洗練された空間と心地良いもてなしが光る神楽坂の『來経』
毘沙門天 善國寺の裏側に位置する静かな住宅街に、突如として現れる黒塗りの建物の『來経』。隠れ家のような立地にあるため、密やかに楽しむデートにも向く。
おまかせコースは、飲みたい人にはつまみ多め、握りをたくさん食べたければそちら主体の構成に切り替える臨機応変のサービスが心地よい。名店のみが扱うウエケンのスペシャルアナゴを使った握りはなんとも絶品だ。
夜は完全予約制だが、営業時間内なら何時でも入店は可能。わずか8席のカウンターのみの、極上の鮨と向き合える大人だけの空間である。
6.わざわざ足を運びたくなる、楽しくっておいしい鮨店『ブルペン』
武蔵小山、戸越銀座、荏原中延の中間にある中原街道沿いに位置する『ブルペン』は、わざわざ足を運びたくなるエンタメ性溢れる鮨店だ。
立ち食い鮨でテンポよく繰り出される握りを気軽に堪能することができる。鮨好きが多く通う目黒の『鮨 りんだ』の系列店であり、同店で人気の「いかうに」も登場する。
野球選手が投球を磨く場所になぞらえた店名で、鮨店らしからぬユニフォームや、店内にさりげなく置かれたバットなどの小道具が目を引く。行けば必ず盛り上がる、最高のエンターテインメント鮨だ。
もっとグルメな大人になりたいあなたへ!「レストラン特集」の記事は、隔週の水曜日に公開!
▶NEXT:5月29日 水曜更新予定
▶前回:初めての「ホテルレストラン」も怖くない!ホスピタリティあふれる東京の名店6選