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 4月13日、中山競馬場で行われた障害G1・中山グランドジャンプ(障4250m)は、昨年の覇者・イロゴトシが連覇を達成。後続に3馬身差をつける完勝だった。単勝1.1倍断然の支持に推されたマイネルグロンは前半から後方にを追走する形で6着に敗れた。

中山GJ、勝利ジョッキーコメント
1着 イロゴトシ
黒岩悠騎手
「嬉しいですね。イロゴトシやっぱり強いんだっていうのを皆さんに見せられたことが何より嬉しいです。すごく強い馬もいたのですが、イロゴトシを信じて乗りました。前にも後ろにも強い馬がいましたが、あまり気にしすぎてもよくないのでリズムを終始守って乗りました。ビレッジイーグルもなかなか粘り腰があって、大変だったのですが凌ぎ切ってくれました。飛越も上手ですし、スタミナもスピードもあります。馬としてのポテンシャルも高いと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 4月13日、中山競馬場で行われた11R・中山グランドジャンプ(J-G1・障害4歳上オープン・芝4250m)は、黒岩悠騎乗の2番人気、イロゴトシ(牡7・栗東・牧田和弥)が快勝した。3馬身差の2着に5番人気のジューンベロシティ(牡6・栗東・武英智)、3着に3番人気のニシノデイジー(牡8・美浦・高木登)が入った。勝ちタイムは4:47.2(良)。

 1番人気で石神深一騎乗、マイネルグロン(牡6・美浦・青木孝文)は、6着敗退。

【中山GJ】黒岩悠「強気に乗ろうと思っていた」イロゴトシVで人馬ともに障害G1初制覇

平地でひと叩き

 黒岩悠騎乗の2番人気、イロゴトシが連覇を達成した。道中は中団前目の位置からじわじわとポジションを上げて行き、早め先頭で突き放していく展開に。4角先頭でセーフティーリードを取ると、2着馬に3馬身差をつけての快勝劇だった。断然人気に推されたマイネルグロンは6着敗退。

イロゴトシ 31戦6勝
(牡7・栗東・牧田和弥)
父:ヴァンセンヌ
母:イロジカケ
母父:クロフネ
馬主:内田玄祥
生産者:本田土寿

【全着順】
1着 イロゴトシ 黒岩悠
2着 ジューンベロシティ 森一馬
3着 ニシノデイジー 五十嵐雄祐
4着 エコロデュエル 小野寺祐太
5着 ビレッジイーグル 大江原圭
6着 マイネルグロン 石神深一
7着 ダイシンクローバー 高田潤
8着 ギガバッケン 伴啓太
9着 フロールシュタット 上野翔
10着 ワンダークローバー 難波剛健
競走中止 タマモワカムシャ 中村将之
競走中止 ポルタフォリオ 小牧加矢太