アルテタ監督が投入したのは冨安(左)ではなくジンチェンコ(右)だった。(C)Getty Images

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 冨安健洋を擁するアーセナルは、現地4月9日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1レグで、バイエルンとホームで対戦。2−2のドローに終わっている。

 左SBで先発する可能性も取り沙汰されていた冨安はベンチスタートとなり、そのポジションにはヤクブ・キビオルが起用された。

 ただ、2点目のPK献上に繋がるレロイ・ザネの突破を許すなど、ポーランド代表DFは精彩を欠き、1−2のビハインドで折り返したこともあってか、ハーフタイムにオレクサンドル・ジンチェンコと交代となった。
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 英メディア『THE BOOT ROOM』は、「アルテタはハーフタイムの交代で自分のミスを認めたようだ」と指摘。ジンチェンコの起用についても疑問視している。

「ジンチェンコはアルテタ監督が契約した選手とは別人になった。このウクライナ人は、もはやガナーズのベストチームには入れないという議論もある。アーセナルの弱点であると主張されている」

 そして、「たしかにトミヤスの方がDFとしては優れているように見える。トミヤスは1600万ポンドでエミレーツに移籍して以来、何度かビッグパフォーマンスを見せてきた」と続けている。

 悔しさを味わった日本代表DFは、17日のセカンドレグでピッチに立てるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部