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もくじ

デビューから30年以上の歴史が裏づける高い基本性能
ー 高い完成度をひけらかさない「控えめな存在感」
ー 街中も長距離もカバーする米国流オールラウンダー
ー 頼りがいあるタフな相棒としてつきあえる1台

デビューから30年以上の歴史が裏づける高い基本性能


ジープ グランドチェロキー(Summit Reserve 4xe):全長×全幅×全高=4910×1980×1810mm、ホイールベース=2965mm

SUV、スポーツユーティリティビークルの定義とはなんぞや。という問いかけを聞く。それに対する答えは意外とシンプル。スポーティな走りと、機能的な動力性能と、高い利便性でもってThe SUVと言いたいのが、ジープのグランドチェロキーだ。


乗らずにいるともったいないような、いいクルマである。SUVというと、日本製をはじめ、英国製やドイツ製のプロダクトがすぐ思いつくひとも、SUVの元祖はじつは米国だったことを思い出してほしい。グランドチェロキー、ファンはグラチェロなどと略す、このモデル、期待を裏切らないはずだ。


エンジン最高出力:272ps/5250rpm、エンジン最大トルク:40.8kg-m/3000rpm

初代は1993年登場で、現行車は5代目となるから歴史は長い。ひとことで特徴を説明すると、最新の電子技術をうまく使い、すぐれた悪路走破性を実現。加えて、快適な乗り心地と広い室内という高い居住性を備えているところだ。


(P1モーター)定格出力:27ps、最高出力:63ps、最大トルク:5.5kg-m、(P2モーター)定格出力:64ps、最高出力:145ps、最大トルク:26.0kg-m。

クリーンなデザインもずっと継承されてきた魅力だ。余裕あるサイズのボディはしっかり感があるし、強力なエアコンと、いい音で鳴るオーディオなど、日常的にたいへんすぐれたパートナーになってくれる。しかも、プラグインハイブリッド搭載で燃費にもすぐれる「4xe(フォーバイイー)」が魅力を強化している。

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高い完成度をひけらかさない「控えめな存在感」


わが国でも人気ある米国製プロダクトといえば幅広いが、グランドチェロキーを見たとき私は、独バウハウスの思潮にも影響を受けたと言われるアップル社が手がけるマックブックなどの、審美性の高いデザインとの共通性すら感じた。


プロダクトとしての完成度は高い。機能を突き詰めたものは古くならないという「定理」は、たとえばジーンズでおなじみだ。あるいは、米国の映画や音楽に見られるように、ベースになる考えかたや技術がしっかりしている。ラップミュージックだって、堅固な音楽的土台のうえに、リズムやバースなどで新しさを作りだしている。


それで説得力を感じさせるのは、グランドチェロキーも同様ではないだろうか。オフロード車とはなにかを徹底的に考え抜いてきたジープが、ドライバーのために最大化した価値として、このクルマを作り、提供してくれているのだ。


だから、操縦性や快適性で卓越していて、ドライバーにとって、安くない買い物かもしれないけれど、そのプライスタグへの見返りが得られるはず。かつ、乗るひとを際立たせてくれる、いわゆるアンダーステイトメント(控えめ)な存在感も、このクルマならでは。


ブランドに頼りきるのではなく、自分なりの選択。グランドチェロキーとは、クルマ好きにとって希有なマニフェストになるクルマだ。

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街中も長距離もカバーする米国流オールラウンダー


グランドチェロキーを運転すると、操縦性の高い万能選手というところに感心する。街中で扱いやすいし、ゴルフで遠出するには楽だし、アウトドアでは頼りになる。


ここで紹介する最新モデルは先に触れた「4×e(フォーバイイー)」なるプラグインハイブリッド仕様。2.0Lの直列4気筒エンジンに、14.87kWhのバッテリーで駆動されるモーターが組み合わされている。よりスムーズな加速性に加え、ハイブリッド燃料消費率は10.4km/L(WLTCモード)のため、使い勝手がよい。


トルクの出かたは、アクセルペダルの踏み込み量とうまくマッチしていて、微妙な踏み込みに対しては絶妙な加速感が得られる。アクセルペダルに載せた右足の力をゆるめれば、すっと減速。


ドライバーの意思に忠実な加減速が、よく出来たスニーカー(これも米国が得意とするプロダクトだ)のようだと思える。ステアリングホイールを動かしたときの操舵感もナチュラルで、気持ちよい操縦感覚は、よく出来たSUVの真骨頂といえるもの。


悪路を走るのが最優先課題なら、同じブランドのジープ・ラングラーに任せておけばよいし、目的別でモデルの棲み分けがうまく出来ているのも、ジープブランドの強みなのだ。

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頼りがいあるタフな相棒としてつきあえる1台

グランドチェロキーは、もちろん、悪路走破性も得意科目。「クォドラトラック」4×4システムや、さまざまな悪路走破用の「セレクテレイン」ドライブモードと装備は豊富だ。


じっさいに、かなり強力な走破力を発揮するのは私も体験ずみ。北米では岩場を上り下りするロッククローリングという、オフロード車乗りに人気が高い楽しみ方があり、そこでも大径タイヤを履いたグランドチェロキーを見かけるほどだ。

どこへでも行けるクルマとして徹底的に使えるよう開発されているのが、じつに米国的と言いたくなる。


いっぽう、ここで紹介している「グランドチェロキー・リミテッド・サミットリザーブ4×e」は、車高の上下も選べる「クォドラリフト」エアサスペンションをはじめ、21インチアルミホイール、「アクティブドライビングアシスト」など安全支援システムが充実。


クリアで高精細なマッキントッシュのプレミアムサウンドシステム、さらに見た目の質感を上げている車体の加飾などを特徴としている。これもある意味、日常的な快適性に直結する「機能」である。


どんな装備がドライバーの気分をよくしてくれるか。開発陣はよく知悉している。ドライブしているとディテールまでよく考えられているのに感心してしまう。


クルマとの付き合い方は、日本では考えられないほど、濃密な北米。そこで生まれて、長い時間をかけて洗練されてきたグランドチェロキーだけに、深いおつきあいが出来ると思う。

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