Googleが高品質な画像を簡単に生成できるAI「Imagen 2」を発表しました。Imagen 2はチャットAI「Bard」やGoogleのAIプラットフォーム「Vertex AI」などで利用可能。すでに日本からも利用可能だったので実際に使ってみました。

New and better ways to create images with Imagen 2

https://blog.google/technology/ai/google-imagen-2/

Imagen 2はすでにBardに組み込まれており、「○○の画像を生成して」という内容のメッセージを送信するだけで画像を生成することができます。Bardには以下のリンクからアクセスできます。

Bard

https://bard.google.com/chat

Googleにログインした状態でBardにアクセスすると以下のような画面が表示されます。



画像を生成するには、画面下部の入力欄に「○○を生成して」という旨の文章を入力してから送信ボタンをクリックすればOK。ただし、記事作成時点では文章を英語で入力する必要があります。今回は「Generate image of "Cat in suit".(スーツを着たネコの画像を生成して)」と入力してから送信ボタンをクリックしました。



数秒待つと、スーツを着たネコの画像が2枚生成されました。細部まで描き込まれており、かなり高品質です。



画像をダウンロードするには、マウスポインタを画像の上に合わせてからダウンロードボタンをクリックします。



画像はJPG形式で、解像度は1536×1536ピクセルでした。



他にもいろいろ生成してみました。「Generate image of "Bear eating ramen".(ラーメンを食べるクマの画像を生成して)」だとこんな感じ。



「Generate image of "Woman using typewriter".(タイプライターを使う女性の画像を生成して)」と入力すると、リアルな実写風画像が生成されました。よく観察すると指の形やタイプライターの形が不自然ですが、パッと見ただけでは実写と見分けがつきません。



「Generate image of "Woman using typewriter, anime style".(タイプライターを使う女性のアニメ風画像を生成して)」だとこんな感じ。



「Generate image of "Woman using typewriter, japanese anime style".(タイプライターを使う女性の日本のアニメ風画像を生成して)」だとこんな感じ。入力する文章を工夫すれば多様な画像を生成できます。



Imagen 2は攻撃的な画像や特定の人物を含む画像の生成は避けるように設計されているとのこと。試しに「Generate image of "Joe Biden".(ジョー・バイデンの画像を生成して)」と入力してみましたが、生成は拒否されました。



なお、Imagen 2はBardだけでなくAIプラットフォーム「Vertex AI」でも利用可能。さらに、Imagen 2を用いた画像生成サービス「ImageFX」の開発も進んでいます。





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