祖国との結束:イスラエル人選手が更にトルコを後に

©︎ANP via Getty Images
先日には サッカートルコ1部リーグでプレーするイスラエル人選手、サギブ・イェヘスケルがイスラム組織ハマスの虐殺に関するメッセージを示したとして、一時的に拘束。その後に釈放され、クラブから解雇されたことが明らかとなったばかりだが、さらに別のイスラエル人選手エデン・カルゼフについても、所属先であるイスタンブールBBSKからの懲罰処分に続き、レンタルで放出されたことが発表されている。
同選手は10月初めにイスラム主義パレスチナ組織ハマスによってイスラエルで誘拐された人質の解放をSNS上で呼び掛け母国への連帯を公に表明した後、トルコ当局の尋問を受けた上にそれまでレギュラーとしてプレーしていたクラブから、限られた出場機会に減らされ更に調査の結果「懲戒規定に基づいて処罰され、選手が海外でキャリアを続けることが適切であると判断された」と木曜日に発表。そして母国イスラエルののトップクラブ、マッカビ・テルアビブにシーズン終了まで、買取りオプションつきのレンタルで加入することになった。
カルゼフは所属するイスタンブールBBSKというのが、ハマスを「解放者」と呼びイスラエルを「テロ国家」と名指しした、トルコのタイップ・エルドアン大統領と深い関係をもつクラブであり、さらに前述のイェヘスケルはトラブゾンスポル戦で同点ゴールを決めた後、包帯を巻いた腕をカメラにかざし「100 days」とダビデの星を記して、ハマスの虐殺行為を批判。その結果で一時的に拘束。その後に釈放され、クラブから解雇されていた。
なおトルコ1部に残る最後のイスラエル人選手は、先日までヌリ・シャヒンが監督を務めていたアンタルヤ・すポル所属のラムジ・サフリであり、ただこちらも10月中旬の中東紛争でのパレスチナ人の死亡を追悼するリーグ全体での追悼式をイェヘスケルと共にボイコット、さらにガズィアンテプ戦での出場も拒否したため既に監視下に置かれている状況だ。
