C大阪へ移籍の登里享平【写真:徳原隆元】

写真拡大

本人も思い吐露「フロンターレで引退することもイメージできていました」

 J1川崎フロンターレDF登里享平は、今季よりセレッソ大阪への完全移籍を決断した。

 プロデビューから川崎一筋で戦ってきた登里の移籍には、ファンから驚きの声が相次いでいる。

 2009年に川崎へ入団した登里。川崎で通算380試合に出場し、11得点をマークしている。

「日々高まるフロンターレへの思いや愛、まだまだフロンターレでやるべきこと、自分にしかできないこと、フロンターレを強く大きくしていくこと、それは自分の使命だと思っていました。これからも愛するフロンターレのために、そしていつかフロンターレで引退することもイメージできていました」

 そう気持ちを吐露した本人は、移籍の理由として「ただ今回のオファーを頂き、キャリアを歩んでいくなかで自分に足りないものは何かなど、いろいろ考えました。慣れ親しんだ場所を離れることで、見えてくるもの、感じるもの、今の自分が想像できないようなものが、また新しい自分を発見させてくれるんじゃないか? それが人としても選手としても、さらに大きく成長させてくれるんじゃないか? と思い、この決断に至りました」とコメントで明かしていた。

 この発表にはSNS上でも大きな話題を呼び「寂しすぎる」「衝撃的」「嘘だと言ってくれ」「いつかまたフロンターレに戻ってきてね」「立ち直れない」「ちょっとしんどい」と衝撃を受けたファンの声が多々上がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)