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 バイエルン・ミュンヘンのコーナーキックについては、あまり強さを感じないというのがいわば、定説のように語られることがあるが、実際のところはどうなのだろう?ここまでブンデスリーガ16試合において、バイエルンが獲得したコーナーキックの数はのべ110回。無論これはリーグ最多の数字であり、バイエルンの優位性を思えばさして驚くべきこともないだろう。そのうち6回でゴールネットを揺らしているわけだが、実はその成功数は1位のグラードバッハ(92回で9得点)と、レバークーゼン(105回で7得点)しかない。

 決定力に関しても18本に1得点の割合で非常に妥当な値であり、ここでも首位はグラードバッハ(10本に1得点)。ちなみに下から2番目のシュツットガルトは73回で1得点、最下位フランクフルトは68回で無得点となっており、さらに昨シーズンのバイエルンのコーナーキックの成果と比較しても、229回で7得点だったことから明らかな改善が見受けられているところ。セットプレー専門コーチのアンソニー・バリー氏の成果ともいえるかもしれない。

 ちなみにこれまでの6得点の内訳は全てヘディングからの得点でケインが2得点、あとはマティス・テル、そしてダヨ・ウパメカノとマタイス・デ・リフト、キム・ミンジェと3人のセンターバックが続く。キッカーは3本がサネから、2本はキミヒから供給されたもので、残る1つは先日のシュツットガルト戦にて活躍をみせた19歳、アレクサンダー・パヴロヴィッチ。

 110回の内訳はキミヒが58本、サネが42本、パヴロヴィッチが6本、コマンが2本、ニャブリとケインがそれぞれ1本ずつ。参考までに昨季キミヒは合計229本中204本のコーナーキックを担当しており、生まれた7本の全てがキミヒによって提供されたものだったが、特に今回のとの大きな差はヘディングからの得点はわずか1度のみであり、あとはセットプレーからのシュートによってゴールネットを揺らしている。

 結論:要するにバイエルンはコーナーキックという分野においては、昨シーズンと比較して明確な進歩が見受けられており、一般的に思われているよりも優れた成果を挙げているということができるだろう。